ロシア・ウクライナ問題をずっと見てきましたけど、
これが「戦争」というものなんだと。
そう結論するんですね。
戦争には理性なんか働かない。
勝つためには、
容赦なんかしない。
容赦するようなら勝てっこない。
人道的戦いなんかはあり得ない。
堕ちるところまで落ちていく。
だから、
それが戦争というものなんだと思う。
家庭も財産もすべて失ってしまう。
自分自身さえも奪われて、
人間であることを忘れさせる。
一方だけが幸せでいるなんてあり得ない。
一方が地獄に堕ちるとき、
片方の手が一方の身体にしがみつき、
そうはさせじばかりに、
引きずり下ろすのだ。
戦争に正義なんてありえない。
ただ、
そこに至るまでの過程で、
双方の原因が生まれるのだ。
原因が十分に熟する時、
何かの弾みで起きるのだ。
それが戦争の本質なんだ。