物事を成就し、夢を実現するには、
その目標に向かって邁進する努力も必要だけど、
推進する意思の力もかなり大事だと思う。
長く長く推進していくうちに、
その夢や目標を実現させようとする力が、
大きく、かつ強くなる。
それは何も自分一人の力だけではない。
自分以外の力も働くようになる。
それは、
もちろん自分の周囲の縁ある人達でもあるのだが、
それ以上に働く力や作用が、どうも存在するようだ。
それは何かというと、
神仏の作用のように思える。
開祖は言われる、
「長く続けていると、運命が自分の意志に従うように動き始める」
まさにそういう現象が起き始める。
私ははじめわからなかったのだが、
神々がその人の努力を認めて、
自分の意志に沿うように、動き始めるということがわかった。
だから、開祖の言われることが納得できた。
なるほど、
そういうことなのか。
神仏にもいろいろとあるが、
それなりの神々が人の心に応じて、
その願いをかなえるべく反応するようなのだ。
神々はつねに、その者の心と行動を見ておられる。
どういう心を起こしたのか、
それも見ている。
これは凄いことなんじゃないだろうか。
我々は自分自身の心を、
自分だけが知っていると思っているが、
実はまったく、自分の心の動きは筒抜けなんだ。
神々から見るとき、
私たちの心はまるでオミトオシ!
全く信じられないことだが、
そういうことらしい。
その事実を知る時、
私たちは地獄の閻魔様が裁きを下す際に確認する、
過去のすべてが見えているのは本当なんだ、
そう思える。
現象界の出来事は、思うほどに浅くはないということだろうか。
私たちと天上界の神々とは、
思った以上に密接な関係にあるようだ。