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ふこの世界には、『表と裏』がある。
こう書くと、
なんだか怪しくおどろおどろしい世界を説くつもりか?
と思われるかも知れない。
そうではない、
物は、表裏一体というではないですか。
新聞紙には裏表があるように、
表と裏は一体なんですね。
ですから、
この世にも表と裏がある。
それは目に見える世界と、目に見えない世界のことです。
目に見える世界は三次元世界。
目に見えない世界は、何というか?というと、
四次元世界とでもいえるものですが、
隠れた世界という意味で、
冥界とも幽界とも呼ぶべき世界になります。
それは、あたかも、
人間の身体が複層的に出来上がっているように、
この世界も複層的に形成されていると考えられます。
それをたとえば、
仏教的にはどう説明されているかというと、
『三界』と言っております。
三界とは、欲界、色界、無色界です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/5e/fc186c00876ee0602630175fc4520a93.jpg)
ざっと、こう説明されています。
私も以前に調べたことがあるのですが、
今は忘れたので、
みなさんも調べてみてください。
この三界の階層図を見て、
私は以前、
シュダオンになると、
どの段階に相当するのだろうか?
そう思って、密教辞典を開いて調べたことがあります。
その時は、
シュダオンが霊界のどのくらいの段階なのか、
よく理解できていなかったんですね。
ところが、
今回、開祖の法話に、
「シュダオン・シダゴン・アナゴンの聖者になると、
霊界の上に行くことになる。」
こう言われているのに、もうびっくりしてしまったんです。
「え?霊界の上に行く?」
思わず、こう心で叫んでしまいました。
霊界の上というと、霊的世界の最上階ですよ。
そして、
すぐ上には、仏界という最高の領域が迫っている。
だから、阿含経には、「漸く涅槃界に至る」とある。
ははあ、アナゴンに至ると、もう実質、仏界ですよ。
発涅槃、上発涅槃、とありますから、
実質、仏界に至ったと解釈できるわけです。
そして、涅槃界というのは、
涅槃の領域という意味ですから、
もう仏界の領域に至ったと解釈できるのです。
つまり、シュダオンが初位の聖者と言っても、
もうこれは涅槃=仏界に入ったと考えられるのですね。
これって、すごいことですよ。
『聖者』という言葉が、いかに素晴らしいものであるか、
いかに凄いことであるか、
段階を考えたら、理解できるでしょう?
シュダオンは聖者の初位であるというけれども、
あとはもう段階を踏んでいくだけで、
必ず仏界に到達するのだから。
すんごいことじゃないですか?
以前、
霊界は冥界の上にあって、霊界にも段階たくさんあって、
そのたくさんある霊界の上に、
仏界があると説明されていた。
それが、阿含宗の指導される修行法を実践すると、
シュダオンになりシダゴンになり、アナゴンになれるというんだ。
えー?、実際に信じられない。
そう思う人も必ずあると思う。
仏界とは、完全解脱の世界である。
なかなか行けるものではない。
それが、
阿含宗の説く修行法を実践すれば、仏界へ到達することができるという。
キリスト教でも魂の上昇は説くが、
理屈だけであって、その方法は知らないし、
不可能である。
それが釈迦の説いた成仏法を修行すると、
誰でも仏界に到達することが可能だというんだ。
これって、信じていいの?
これって、すごいの一言だと思う。
そして、
私自身が、今、アナゴン向として、
アナゴンを目指すことになったのだ。
へえ、ほんとうかなあ?
そう思われていると思う。
でも、
開祖が言われているんだから、
それを信じるしかない。
『所作すでに為し』と。
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