久々の四段掛け秘法講義です。
今回は初っ端から高難度の問題を出したいと思います。
占断内容は、今付き合っている人(男性)との今後について。
本命星=八白土星
占断日時は、1989年8月4日午後1時40分
これでやってきたいと思います。
みなさん準備は良いでしょうか?
これだけの情報で、
相談の内容から推移する結果とその解決法を見ていくのです。
背景なども明らかにできれば言うことはないでしょう。
(つづく)
こういう問題を出したまま、
いつしか忘れてしまっていたのを思い出しました。
そこで、
この続きを行きたいと思います。
では、
この問題に対する結果や答えさえ分かればいいのでしょうか?
そうではありません、
やはり、
ここに至るまでの経過や、
どうしてそういう答えに至ったのか、
それがわからなければ、
正しい答えをしたとはいえないでしょう。
まあ、
「こういう答えが出ましたが?」
なんていう返事をしてもいけないことはないですけどね。
ですが、
それでは説得のいく答えにはならないでしょう。
だから、
その過程を読み取ることが大事だと思いますね。
では、どう読むのか?
まず、時刻盤、日盤、月盤、年盤、
この四つの盤をざっと見渡すことから始めます。
年盤はどういう意味を持つのか、どういう特徴を持つのか?
月盤はどういう意味合いを持つのか?
日盤はどういう意味を持つのか?
時刻盤は?
そういうことを確認しながら読むのです。
それは相談者の状況を読み取るという作業になるからです。
まず、
年盤では、本命星(八白土星)が坤宮に廻座しております。
「九宮秘伝の章」を見ますと、
坤宮では、
「内部人事の問題、口舌紛糾、談判事はかどらず、陰気にして事を包み、疑心多し、物の境目の宮」
ざっとこういう運勢が出ます。
確かに、本人の悩んでいる様子が目に見えるようですね。
相談をするくらいですから、
当然ではありますが。
こういうその年の運勢なんですね。
では、
過去から現在までの状況は?どうなんでしょうか。
時刻盤に八白土星は艮宮に廻座しております。
変化の宮の艮宮に入っておるわけですから、
過去において、
変わり目の運勢に来ていることがわかりますね。
そして、
その変わり目のところで、
この相談者はどういうような状況に陥っているのか?
一番掛けに、艮宮に九紫火星が掛かっておりますので、
八白土星に九紫火星は相生となって、
良い環境ですね。
良い環境とは、
この人を助ける運勢になっているという意味です。
ですから、
いろんな情報もこの人を助けるようになっているわけです。
それは、
この人は、相手からの求婚に対して、
最初は、一緒に住もうとおもって、
引っ越しを考えていたのかしれません。
ところが、
現在を示す二番掛けで、離宮に入って六白金星掛かり。
「見込みのない事業に手を出して失敗するか、他人に同情して損失を受ける。」
「色情の悩みあり。近親に家出の者あり。」
「他人の忠告を聞き入れず失敗する。」
ざっと、こういう暗示が出てきております。
ですから、
以上のような暗示を見ると、
何かここまでの経過が目に見えるようではありませんか。
一番掛けの、大いなることを企画して失敗したのは、なぜか?
それは、
過去の状況を表す時刻盤の中に、
競争相手の存在を嗅ぎつけたからです。
つまり、
結婚相手が二股をかけているか、結婚相手を好きな人がほかにもいるか。
ライバルの存在を知ったんですね。
それで、
この相談者はがっかりしたわけです。
相手が自分の思ったような人でなかったことに失望して、
自分がいよいよ家を出ようと思っていたのに、
無残にもその夢が砕かれた。
それまでにも、
家族の者や近しい人に、交際をやめるべきだと忠告されていた。
でも、結婚相手のことはかんたんに諦められない。
その忠告を聞き入れなければ、失敗するという瀬戸際に彼女はいる。
そう読めるわけです。
で、近未来(経過)を示す三番掛け、坤宮に入って一白水星掛かり。
「優柔不断にすぎて、ものごと遅延すべし」
「この人、山っ気があって大きいことを目論むが、
努力奮発の意気が乏しいために、十分の一の実現も難しい。」
こういう卦が出てきますから、
やっぱりこの人は行動に移せないんですね。
で、
結果として、
四番掛け、兌宮に座して七赤金星掛かり。
おお、そう出ますか。
「神の祟りあり。」
「願望は本命星と相生ならば、七日あるいは七十日、七か月目に成就する」
「他からの強い怨恨の念あり」
こういうような卦が出ましたね。
「神の祟り」とは、どういうことか?
先祖から受け継いだ悪因縁のことです。
それは色情の因縁であり、肉体障害の因縁などですね。
先祖の為した良くない行為(悪業)カルマが、
子孫の運命を形成している。
それが、悪因縁のことです。
他にも、子供のことで苦労・難儀ありとありますから、
子供との縁が薄いと解釈できます。
以上のようなことを相談者の方は、
うすうす感じているわけですね。
ですから、
この相手の人との結婚に対して、考えているわけです。
では、どうすれば良いのか?
結婚をためらわせている問題の根本は、
先祖から受け継いだ悪因縁ですから、
悪因縁を消滅させない限り、結婚にトラブルはつくでしょう。
その点を明確にすることですね。
で次に、
子供との縁が薄いと思われるので、
子宮筋腫の心配もありそうです。
子供を産みたいのに、
子宮を切除してしまわなければならない。
そういう悲劇を招かないためにも、
阿含宗の法力無比のお札を戴くとよいでしょう。
「問題解決」や、「悪因縁解脱」、「良縁成就」等の祈願をする。
法力無比の成仏法で、同時に福徳宝生の徳がいただける。
一石二鳥のおかげをいただいて、
その翌年の三月か四月には、
晴れて良い縁や結婚に恵まれることでしょう。
万事、めでたしめでたたし!
となるのは間違いなし。
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