四段掛けのポイントはどこにあるのか?
それが知りたいですよね。
まず、
問題のポイントを絞ってゆくことが大事だと思います。
占意はいうまでもなく一番最初ですよね。
次に、
その相談者あるいは占う相手の本命星。
それでおおまかな動きを見ます。
まず、
年盤からその年一年の運勢を確認します。
その次に、
どういうことを占うのか、
それを確認します。
そして、
その問題は過去にどういう状況であり、
現在はどういう状況に至っているのか。
そして、
その問題がどういう経過をたどって、
どういう結果となるのか。
そして、
それが良くない結果と予想されれば、
どういう対策を取るのが賢明となるのか。
そういうことを、
相手の方または相談字体と向き合って考えていく。
それらは必ず四つの盤の中に、
ヒントとして表示されているのです。
これが大事なのです。
『密教占星術(Ⅱ)』には、
掛けの秘伝として、載っていますね。
それらがすべてヒントとして読めるのです。
だから、
「一番掛けに〇〇が座して、〇〇掛かり、」
というだけではなく、
すべてを読んでいく。
読めるものはすべて読み解く、
そういう姿勢が大事です。
開祖はかならず、
そこに伏せながらも、解答を入れておられるのです。
一つの説明だけではない、
それを応用して次の答えも見出していく。
手を出して、
答えをもらうのを待っているだけではいけません。
それでは犬ではないですか、
私たちは飼い犬ではないんですからね。
私は密教占星術(Ⅱ)に書いてあることは、
すべて暗記しました。
どうやったら、
開祖のように鋭く適切に読んで行けるのだろうか?
そういう思いで、
開祖の講義を聴きながら、
それをヒントにして、読んでいくことを進めたのです。
「因縁とは何か?」
このことを念頭に入れて、
ずーっと追及していったのです。
おかげで、
前世にまで追求の手を延ばして、
出てきた因縁を確認できたのです。
そして、
因縁とは、その過去の業そのものである。
そして、
個人の運命は、先祖の運命をたどるのと同じように、
系統だって繰り返している。
それを確かめることができた。
これは私のひとつの修行の業績として、
ひと段落付けることができました。
ですから、
これからは新らしい次の段階に進めるということですね。
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