舞姫

ひぐらし日記

キナーゼ医薬品の研究開発(2)

2021-01-24 | 日記
 日本新薬は、骨髄線維症を対象に開発中のJAK(ヤヌスキナーゼ)阻害薬NS-018をCOVID-19による重症肺炎やARDSの治療薬に転用することを検討。同社は、肺動脈性肺高血圧症治療薬セレキシパグ(製品名「ウプトラビ」)をCOVI-D19で生じる血栓症の治療薬として開発することも検討しています。(再掲)

 エーザイは、かつて重症敗血症を対象に開発していたものの、P3試験で主要評価項目を達成できずに開発を中止したTLR4拮抗薬エリトランの臨床試験を開始。試験は、国際共同治験「REMAP-COVID」として行われ、米国で開始したあと、日本を含むグローバルへと拡大する予定です。

 エリトランは、サイトカイン産生の最上流に位置するTLR4(Toll様受容体4)の活性化を阻害する薬剤で、サイトカインストームの抑制を狙います。

 その他 英アストラゼネカは海外で白血病治療薬として承認されている。BTK(ブルトン型
キナーゼ)阻害薬アカラブルチニブの臨床試験を実施中。
 カルナバイオは白血病幹細胞を死滅させる根治療法を目的としたものであり、開発に成功すればブロックバスターとなる可能性がある。早期に前臨床段階へ

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