舞姫

ひぐらし日記

ファイザー経口薬を特例承認 国内2種類目、一部薬と併用できず

2022-02-14 | 日記
 厚生労働省は10日、米製薬大手ファイザーが開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「パキロビッド」の製造販売を特例承認した。国内の軽症者向けの飲み薬としては2種類目となる。高血圧や不整脈などの一部の薬とは併用できず、処方に注意が必要となる。

【新型コロナウイルス飲み薬のメカニズムと開発状況】
 パキロビッドは、細胞内でウイルスが増殖するのを抑える薬。新しい抗ウイルス薬「ニルマトレルビル」を2錠、抗エイズウイルス薬「リトナビル」を1錠計3錠を組み合わせて飲む。投与対象は、18歳以上で重症化リスクのある軽症から中等症の患者になる見込み。発症5日以内に使用を始め、1日2回、5日間服用する。不整脈や高血圧などの一部の薬とは併用できない。

 臨床試験では、発症から3日までに投与を受けた重症化リスクの高い患者の入院や死亡を89%減らす効果が確認された。変異株「オミクロン株」にも有効である可能性が高いとされる。

 米国は緊急使用許可が出ており、英国では承認されている。
   ファイザーが1月14日に承認申請していた。日本政府はファイザーと計200万人分の供給について最終合意しており、まずは約4万人分が納入され使用が始まる。

 海外では「パクスロビド」の販売名だが、日本では「パキロビッドパック」との名称となる。軽症者が使える飲み薬は、米メルクの「モルヌピラビル」(商品名・ラゲブリオ)に続き2種類目。By矢澤秀範




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