医療崩壊を防ぐにはオミクロン株治療 経口薬 早期投与を(3～5日以内）

オミクロン株、　新型コロナ経口薬　抗ウイルス薬

オミクロン株	メーカー	感染予防	重症化予防	備考
モルヌピラビル	米メルク	３０％	３０％	RNAポリメラーゼ阻害剤
パキロビッド	ファイザー	８９％	７０％	3CL プロテアーゼ阻害薬
S－217622	塩野義製薬	臨床試験中  60～80％	臨床試験中	3CL プロテアーゼ阻害薬   インフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」、ＨＩＶ治療薬「テビケイ」を創出

　抗ウイルス薬モルヌピラビルは、オミクロン型にも有効だとされているが、重症化を抑える率は3割程度に過ぎない。細胞内でウイルスが増殖する際に欠かせないRNAの複製を邪魔する（RNAポリメラーゼ阻害剤）働きをする。副作用は胎児に対して先天的な奇形を誘発する可能性も指摘されている。軽度から中等度で、肥満や高齢、糖尿病、心臓病などのリスクを持つ人が対象で。発症5日以内に服用を開始することで入院・死亡のリスクを30%抑制した。

　パキロビッド は、発症今日承認予定。発症3日以内の服用開始で重症化リスクのある成人患者の入院・死亡リスクを89%減少。12月22日に米国で緊急使用許可を取得している。副作用は消化器系で生じやすいと

※ファイザー「パキロビッド」飲み薬は4万人分供給へ／年内に200万人分の供給 と厚労省が合意

その他経口薬、　イベルメクチン・抗寄生虫薬 コロナ治療効果に自信と　ノーベル受賞大村氏