MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

久しぶりの快晴を撮る

2012年03月11日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

久しぶりの快晴に恵まれた一日となった。
2月29日から3月10日までの11日間の累計日照時間は、
3月3日の6.4h、6日の1.6h、7日の0.1h、10日の0.1hの、
合計8.2時間であった(近隣の船橋市の気象データ)。

余りにも日照時間が少ないので過去20年間のデータを調べてみたら、
記録に残るのではないかと思われるほどの日照時間だった。

午前中は雲が多かったものの日差しが時折差し込み、
午後には、晴れ間が多くなり15時前後には、
写真のクオリティが最高になるピーカン状態になった。

花粉症の元凶である杉の紅葉したような「雄花」も、
青空の元では美しくさえ見える(巻頭の写真)。

白梅の花も、ピーカンの空の下でこそ美しく映える。


曇っていた時は元気なさそうに見えた椿の花も、
花弁に花粉を撒き散らしたりして、太陽下に映えていた。


蕾の時に野鳥の吸蜜で穴が開いてしまった花弁からは青空が見えていたが、
その透けている所を目であると仮定すれば、
左右に広がった花弁が、太陽に向かって手を広げているようにも見えます。


オオイヌノフグリも久しぶりの太陽光を受けて輝いていた。


小さな春のせせらぎの中では、
番の野鳥が餌探しに余念がなかった。

動作や飛び方でセキレイの仲間で有ることは判ったのだが、
フィールドでよく見られる「ハクセキレイ」とはやや異なり、
背中の黒さが目立っていた。

背中が黒いので「セグロ」をキーワードにして、
「セグロセキレイ」で検索したらそのまんま的中した。

見たまんまの名前を持つのは動植物界では多いようで、
例えば目の周りが白いから「メジロ」と言う具合なのです。
で・・・
もしかするとこちらが日本の古来からの種ではないかと言われていて、
その数を減らしつつあるのだそうです。
私は生まれて初めて見ました。

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