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冬場にも咲く薔薇(四季咲)も初冬や晩冬では全く趣が異なっている。
初冬の薔薇は秋薔薇のようで区別がつかないが、
四季咲き以外の薔薇は花期が終るので、
花の有無でなんとか判別できる。
下の写真の中央の花弁は枯れているが、まだ蕾みのものもあり、
侘び寂びの中にも夢があるのである。
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「ラセビリアーナ(品種名)」は寒さには相当強いようで、
昨日も多くの花を咲かせていた。
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元気な薔薇もあれば終期を迎え、造花のようになった薔薇もあるのが「ふゆそうび」で、
冬場の湿度の低さで、花弁は散ることなく乾燥しているものが多い。
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「ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ」も寒さに強く、
これから開花する蕾みには健気さえ感じられる。
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下の写真は12月9日に撮ったほぼ満開の「ノックアウト」だが、
今は極端に花の数を減らしている。
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が・・・・・
今咲いている薔薇も今月下旬には全ての株の剪定が行われ、
薔薇園からは「楽しみの色彩」が無くなってゆく。
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人の背丈以上に伸びていた薔薇も、50~60cm前後に切りそろえられ、
盛春の開花を待つことになる。
素人は「そんなに切っても大丈夫なの」と言う人もいるが、
毎年見事な花を咲かせているのである。
ある年、剪定作業中の薔薇を見ていた老人から話しかけられ、
「人もあのように再生出来ればなあ・・」と感慨深く言っていたが、
そう思う日が私にもやってくるのだろうか????・・・