今年は、短歌や俳句を各方面に応募しようと、
すでに俳誌などに応募し実績を残している友人と約束した。
が・・・・
もうすでに、今年も1ヶ月が過ぎようとして居るが、
いまだに準備中で、
最近「宮柊二集全11巻」をオークションで手に入れただけに留まっている。
宮先生は、私が高校時代に進学誌などに投稿していたときに、
良く入選させていただいた選者で、
名前は知っていたが、代表作や代表的な歌は何も知らなかった。
ということで、
近所の本屋に「宮柊二」の出版物を探しに行った。
処女出版の「群鶏」だけでもと探したが、先生の本はどこにも見当たらず、
ネットで検索したところ上記の全11巻が帯び付きでオークションに出ていた。
早速入札し、手に入れることが出来た。
先生は新潟県北魚沼郡堀之内町(現魚沼市)出身で、
私も現役時代には仕事で良く訪れていた地で、
今でも現地の何人かとは賀状の交換をしている。
さらに、生まれた年が私の母親と同じ・・・・
台東区の谷中にも住んでいたようで、
近くの芸大には私も10年近く下請けの社員として働いていた。
こじつけのようだが因縁のようなものを感じ・・・・今年中には全巻読破しようと決心した。
写真短歌解説
言魂は言霊と同じで、
上代には万物はおろか言葉にも魂が宿って居ると考えられていた。
それだけ言葉を大切にしたと言うことだが、
私の若いときは「勢い」が勝り、荒っぽい言葉をかけてしまったことがある。
しかも恋人に・・・・・。
加齢が進むにつれ、そんな昔のことを思い出す。
いま、「東京タラレバ娘」と言うドラマが放送中のようだが、
私も時々「たら、れば」を思うことがある。
が・・・・、
結局「後悔の無い人生なんてない」と言う結論に至るのだが・・・。
もしかすると、
思考までが加齢してしまった、ということなのかもしれない(嗚呼)。