MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

夜の東京スカイツリーとメカダスト

2012年03月26日 | あらかると

ローパスフィルターに「メカダスト」が付着し、
画像に黒い点となって写り込むようになった。

通常の塵や埃なら、ブロアーブラシで落とせるが、
メカダストは「カメラの機械的なダスト」で、
主にメカをスムーズに作動させるための「油」が、
ミラーアップの衝撃などで飛び散るのである。

昼間の明るいところではダストが写りこむことは殆どないが、
夜景などの撮影では写りこんでしまい写真にならない。
下の写真の右側の黒点がメカダストで、
清掃しない限りいつまでも写り続けるので、
早急にサービスステーションまで赴き清掃を依頼する予定である。


折角の美しい夜景もメカダストのために台無しなのである。
画像ソフトのPAINT等で修正もできるが、
すでに縮小やトリミングを行なっているので、
更に画質は低下し荒れてしまう。


日没後から夜にかけてテストのために撮ったスカイツリーだったが、
照明のテストをしていたらしく、
偶然にも「黄」「青」「赤」の照明を抱いたスカイツリーが写っていた。

3月27日19時のNHKニュースで、
スカイツリーの「照明実験」が昨夜から始まったと紹介されたが、
NHKニュースよりも早い情報だったのかと・・・・・・27日追記。
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時雨雲去って

2012年03月25日 | 写真

早朝から雲ひとつない快晴だったので、
カメラを担いで出かけようとしたら、
11時過ぎから俄かに掻き曇り、
やがて俄か雨も降ってきた。
が・・・
14時ごろから再び快晴になり、
またまた、
16時過ぎに黒雲に覆われ千葉県内には雷注意報まで出た。


日没近くになると、都心が夕日に染まり、
下層の雲は茜色に染まった。


積乱雲の端だったのであろう。
異様な雲の割には雷鳴も無く発達することも無かったのだが、
おどろおどろしい雲が上空を支配していた。


雲が下降気流で地上近くまで伸びていた。
私の住むところでは、
黒雲の通過時に強風が吹き、気温が急激に下がったが、
同じような下降気流が団地にも降りたのであろう。


19時前にはみたび晴れ間となり、
東京スカイツリーの展望台の明かりが点いた。


巻頭の写真は黒雲が消えたほんのつかの間にみせた、
紫色の黄昏。
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支那実桜、可憐に開花

2012年03月24日 | あらかると

近所のシナミザクラが昨日開花した。
昨日は天候不良のため撮影が出来ず、
雨が上がった今日の午後撮影。

サクランボのなる樹だが、
市販されているもの(西洋実桜)より小粒の実がなる。
厳しい寒さが続いたためか、
今年の花の色は例年より紅色が強く可憐に見える。


他の枝の蕾も明日には咲きそうな勢いで、
快晴なら半数近くが開花するのではないかと思われます。


近所の河津桜が咲き、実桜まで咲いてくると、
気になるのが「上野恩賜公園の桜」だが、
諸般の事情によりなかなか取材するチャンスがない。

以前のように勤務地が公園内の施設であり、
しかも隔日24時間勤務と言う状況なら、
出退勤時に幾らでも取材が出来たのですが・・・
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あけぼの山農業公園の梅

2012年03月23日 | あらかると

昨年の3月11日は、
友人と連れ立って「あけぼの山農業公園」に梅の花を撮りに行っていた。
撮影が一段落し帰途の支度をしているときに、
あの東日本大震災に遭った。
最初は地震かなという程度だったが、
やがて周りの竹林や雑木林がざわめき大きく揺れ始めたのだった。

昨日、昨年と同じ友人とともにその公園に行ってきた。
再び梅の花を主題に撮影に行ったのである。
昨年より約2週間遅れての梅林だったが、
殆どの梅が見頃の満開状態で、家族連れやカメラマンでにぎわっていた。

我孫子駅北口から、
坂東交通バスの「あけぼの山公園入り口」行きに乗り、
終点ひとつ手前のバス停「布施荒屋敷」で下車し、
さくら山から日本庭園を廻り、
関東三大弁天(江ノ島・不忍池・布施)といわれる
「布施弁天」を逍遥してから「梅林」に入った。

下の写真は布施弁天の梅の古木と珍しい円形の鐘楼の一部。


本堂には八臂弁才天
(八臂(八本の腕)弁才天は、剣、弓、矢、斧など武器を持った戦闘神、
守護神の風体で裸形や天女の風情ではなく、中国の貴族女性の服装のようになっている)
が鎮座している。

弁才天はガラスで仕切られており、
そのガラスが外の明るさを反射していたため良く見えず、
全体像を鑑賞することはできなかった。

本堂の向拝の回柱には皇室の菊の紋章が配して有るが、
布施弁天の「縁起」によると、
嵯峨天皇から勅願所として指定されたためのようです。


日本庭園では、真鯉等と一緒に胸鰭の大きな不思議な魚が寄ってきた。
始めてみる魚だったので取敢えず撮った。

ソウギョであろうと調べたが、
「草魚(ソウギョ)」か「青魚(アオウオ)」の判別が難しかったため、
更に検索をして鱗の特徴と、魚体が鯉より細身であることから「青魚」と判定した。
で、
この青魚の鱗模様が変わっている。
このような鱗はネット上に公開された数々の写真では確認することができず、
もしかすると貴重な固体なのかもしれない。

鯉の仲間は、鱗一枚一枚の模様が頭部方向が暗色(写真貼り付け部分)であるが、
この固体はその真逆で、鱗は頭部方向が白いのである。
所有の「釣り魚図鑑」で確認したところ、
このような模様の鱗を持つ魚は発見出来なかった。



梅林は斜面となっているため、
平地で写真をとることの多い私としては構図の取り方に苦労した。


花よりも景に焦点を当てて撮ったが、
曇っていたため色が沈みがちになってしまっています。


紅梅、白梅、一重の花(紅白)、八重の花(紅白)、枝垂梅(紅白)など、
さまざまな種類があるのだが、
所々に「ウメ」とか「シダレウメ」という名札が掛けられているだけだった・・・・。
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山茱萸(サンシュユ)開花

2012年03月22日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

21世紀の森と広場の「サンシュユ」が3月21日に開花していました。


下の写真は3月7日のサンシュユ(別名・春黄金花)で、
開花までに約2週間かかったことになる。
この一つ一つの苞が開花し、
小花が20~30個集合して(散形花序)咲かせます。


梅林の近くなので、
「あかしろきいろ♪」風情で・・・・


千駄堀池付近から、望遠レンズで梅林を望む。
手前は最近移植された花壇のパンジー。
だいぶ春めいてきている「21世紀の森と広場」でした。
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