MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

早春の日溜りに黄立羽(キタテハ)遊ぶ

2016年02月24日 | 写真短歌

春一番が観測されるようになると、
思いがけず15度以上の暖かい日になることがあり、
そんなときは、枯れた草叢の奥深くで越冬をしている、
瑠璃立羽や黄立羽などが越冬地から出てきて日光浴をしていることがある。

そんな越冬蝶の姿を見ると、
厳冬を生き抜いた生命力の強さを感じる。
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寒桜、河津桜、花粉を集める西洋蜜蜂など

2016年02月23日 | あらかると

朝の天気予報では、昼から晴れの予報だったが、
11時になっても雲に覆われており、12時の天気予報では「夕方から晴れ」と・・・、
様々な観測機器を駆使しての予報がこれでいいのだろうか?と思う。

曇っていても「雨の心配が無い」と言うことで、
13時過ぎから近隣の開花を始めた寒桜、河津桜の様子を見に出かけ、
ついでに大町公園を回って来た。

寒桜は、全体の平均で1分咲き程度だった。


日当たりの良い枝では満開状態のものもあり、
数羽のヒヨドリが蜜を求めにやってきていた。


大町の梨街道に面した果樹園の河津桜は3部咲き程度で、
今週中には満開になるものと思われる。


花の一部には花弁の足りないものもあり、
恐らく蕾のときに目白などに突かれて欠損したものと思われる。


大町公園では13~15日に孵化した日本赤蛙の幼生(オタマジャクシ)が、
倍近くに成長しており、右端上の個体のように目がはっきり確認できるものもあった。


藪椿では西洋蜜蜂が花粉を集めていた(巻頭の写真)。
後ろ足についている丸く黄色のものが花粉団子である。

下の写真は2月15日に撮影した日光浴中の西洋蜜蜂で、
足にも体にも花粉は付いていなかった。


大町公園内では14時から15時30分に掛けて逍遥したが、
15時過ぎには斜光となり、長田谷津の半分以上が日陰になった。
途中で常連さんに出会ったが、
鳥専カメラマンはほとんど帰って、人も殆どいなくなったとの情報を得た。
15時には、それまでの愚図ついた曇り空が快晴に変化していた。
下の写真は15時2分撮影の「壱の東屋(三角池前)」付近の光景。


明日は冷え込むが、晴れ間が多いという。
やはり快晴のほうがクオリティの高い写真が撮れるのがデジカメで、
曇り時の撮影は、どれほど工夫しても画質が荒れるのである。
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河津桜と紅白梅が満開で、山茱萸も咲き始めた「21世紀の森と広場」

2016年02月22日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

日用品の買出しの都合で、
久し振りに「21世紀の森と広場」へ行ってみた。

バーベキュー広場にある2本の「河津桜」が見ごろになっていた(巻頭の写真)。
花には目白やヒヨドリなどの野鳥が花蜜を求めてやってくる。
バーベキュー広場には入れないので、
外周からの20m先の花の撮影だったが野鳥が写り込んでいた。
下の写真はピクセル等倍でトリミングしたもので、
野鳥は「ヒヨドリ」だった。


曇り空の上、被写体に近寄れなかったため撮影には苦労したが、
やはり、桜はいい。


紅梅は殆どの蘂が枯れ始めていたが、
じっくり探すと開花したばかりの花も見つかる。


白梅は遅早があり、早咲きのものは花期が終わっており写真には成らなかった。


小さな梅林の近くでは、
山茱萸(サンシュユ)の蕾が開き始めており、
蕾の先端が黄色に染まっていた。


注意して良く見ると、数は少ないものの開花を始めた蕾もあった。
300mm望遠端のマクロ撮影で、手持ち撮影なのでピントはやや甘くなってしまった。


今週は寒気が入ってきて、曇りがちの寒い日が続きそうだが、
その分、河津桜の満開の期間は延びることと思われる。
ちなみに、
桜の代表種である「染井吉野」は平年並みの気温であれば、
満開(8分咲き以上)の期間が1週間続くが暖かければ3日で散り、
寒い日が続けば一週間以上満開の花を見ることができるのである。
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猫の日(2月22日)にちなみ、猫にちなんだ句を・・・

2016年02月22日 | 写真俳句

市川動植物園の薔薇園を縄張りにして、4匹の猫が住んでいる。

数年前から地元の人と思われる人が毎日のように薔薇園で餌を与えていたが、
数ヶ月前から薔薇園には翡翠保護などを理由に「猫への餌やり禁止」の看板が設置され、
それ以降は、その人の姿を見ることはなくなった。

最初は1匹だったが、一昨年に子を産み、
昨年、親と子がそれぞれ生んで、現在4匹が住んでいるのである。

薔薇園で弁当などを食べる人も多く、
食べている姿を見つけると用心しながら近付いてきて、
じっとその場で待っている。ひもじいのだろう。

看板に気づかない人は残り物などを与えているようだが、
見て居ると野良の知恵なのかなんでも食べているようだ。
さらに、
猫の餌を持ってくる人もいるようで4匹の猫は元気である。

捨て猫や野良猫については様々な意見があるが、
田舎では、どこで生まれたのか判らない子猫が、
いつの間にか床下などに住み着いて、犬の餌などを食べたりしている。
そのまま飼い猫になったり、追い払われたりするが、
飼い猫になる確率の方が多いようである。
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月夜の夜景と「ホワイトショコラ」

2016年02月21日 | あらかると

早朝は晴れていたのでポタリングすべく準備をしたのだが、
9時前には雲に覆われてしまったので外出は断念した。
近場の咲き始めた河津桜や寒桜、
あるいは白梅紅梅など撮りたいものは多いが、
桜の場合はバックが青空でこそ良く映えるので、
やはり桜を撮るなら快晴の日がいい。

今日のサンセット。


いよよ、我が家のベランダからは日没の光景が見られなくなってしまった。
これからは、朝焼けや夕焼の写真を撮るためには、
近場の開けた場所まで行く必要があるが、
春は花や若葉など撮影対象はいくらでもあるので、
朝焼、夕焼の写真は暫くの間お預けとなる。


夜間になってベランダに出ると、
東京スカイツリーのライトアップがいつもとは異なっており、
調べてみるとスペシャルライトアップで、
「ホワイトショコラ」だった(巻頭の写真)。

また、空気が澄んでおり月に照らされた薄雲が白く輝き、
月夜にも拘らず、星の煌きが見えていた。


このような月夜の明るい雲を見ると、
子供の頃、お寺の境内で行われた「総天然色活動写真(映画)」を見ての帰りに、
提灯(懐中電灯はまだ普及していない)を点けなくても歩くことが出来た月明かりに感動したことが思いだされる。
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