今年になって初めての投稿です。
それなのに話題がちょっと悲しい話になりました。
同級生が亡くなりました。私の従兄弟と結婚しましたので
同級生以上の付き合いでした。
お正月3日に、夫である従兄弟の入院先で、血圧が上がり脳梗塞になりました。
それから10日手を尽くしましたが、みまかりました。
高齢で入院中の夫である、いとこも異常事態は分かっていたらしく、メールで
(口が利けなくて、おしゃべりは出来ないのですが、メールは打てる)
娘に、お母さんはどうなったのか?と矢継ぎ早の質問。
仕方なく、亡がらがある自宅へ車いすで連れ帰って、夫も事態を納得しました。
メールで「今まで有難う」と言ってを手を握ったそうです。
「言わない方がいい」という病院の助言があったりしたので、
娘たちも父親に隠そうと思ったらしいですが、
事実を知らせて永の別れに向き合って本当に良かったです。
噓は噓を呼んで、みんなが苦しい…
夫が落胆して妻の後を追ったとしても、それは仕方のないこと。
事実を知らせなくて、その後に嘘を重ねたとしても、それがなんであろうか?
と私は思っていたのです。
しかし、娘二人にしてみれば母が死んで、落胆して父がまた…
という配慮もあったんでしょうね。
すべては御仏の言う通り。御仏の配剤に従わなければ。
そして、思ったのは年寄りは意外の強さを見せます。特に男は!
81歳のおばあさんのお通夜にしては、思いがけない沢山の方々が
駆けつけて来てくださって、イトコの生前が幅広いお友だちに囲まれて
豊かな生き方をしていたんだなと察することができました。
夫を見送り、少しのんびりして…という、願いは届きませんでしたが
いい亡くなり方をしたもんだ、と羨ましい気もする同い年の気持ちです。
・全力でいつも真摯に生きて来(こ)し わが友ヤス子よみ霊安かれ
短冊に書いて一緒に天に昇って貰いました。
悲しいけど、心静かな私です。