うめちゃんのグダグダな日

希望はないけど、不安がある。
面倒くさいで、自己完結。
眠ったままで、目覚めないことを希望する。

わが友との別れ

2017-01-16 09:50:20 | 日記

今年になって初めての投稿です。

それなのに話題がちょっと悲しい話になりました。

同級生が亡くなりました。私の従兄弟と結婚しましたので

同級生以上の付き合いでした。

お正月3日に、夫である従兄弟の入院先で、血圧が上がり脳梗塞になりました。

それから10日手を尽くしましたが、みまかりました。

高齢で入院中の夫である、いとこも異常事態は分かっていたらしく、メールで

(口が利けなくて、おしゃべりは出来ないのですが、メールは打てる)

娘に、お母さんはどうなったのか?と矢継ぎ早の質問。

仕方なく、亡がらがある自宅へ車いすで連れ帰って、夫も事態を納得しました。

メールで「今まで有難う」と言ってを手を握ったそうです。


「言わない方がいい」という病院の助言があったりしたので、

娘たちも父親に隠そうと思ったらしいですが、

事実を知らせて永の別れに向き合って本当に良かったです。

噓は噓を呼んで、みんなが苦しい…

夫が落胆して妻の後を追ったとしても、それは仕方のないこと。

事実を知らせなくて、その後に嘘を重ねたとしても、それがなんであろうか?

と私は思っていたのです。

しかし、娘二人にしてみれば母が死んで、落胆して父がまた…

という配慮もあったんでしょうね。

すべては御仏の言う通り。御仏の配剤に従わなければ。

そして、思ったのは年寄りは意外の強さを見せます。特に男は!

 

81歳のおばあさんのお通夜にしては、思いがけない沢山の方々が

駆けつけて来てくださって、イトコの生前が幅広いお友だちに囲まれて

豊かな生き方をしていたんだなと察することができました。

夫を見送り、少しのんびりして…という、願いは届きませんでしたが

いい亡くなり方をしたもんだ、と羨ましい気もする同い年の気持ちです。

・全力でいつも真摯に生きて来(こ)し わが友ヤス子よみ霊安かれ

短冊に書いて一緒に天に昇って貰いました。

悲しいけど、心静かな私です。