うめちゃんのグダグダな日

希望はないけど、不安がある。
面倒くさいで、自己完結。
眠ったままで、目覚めないことを希望する。

禍福は代わる代わるに…

2014-07-24 18:09:06 | 日記

良いこと二つに、、悪いこと一つ

どちらから聞きたい?

 

悪いことは、オットが熱を出していたこと。

いつもは、うるさく「あれして、これして」と要求が多いのに

今日は第一声が、「病院は良くしてくれる…」

へっ、聞き違い?氷枕のせい?いつもと正反対なことを言う。

そして、用事を言わない、おとなしい…

娘と二人で行ったのに手持ち無沙汰…

 

二人で「な~んか調子はずれねぇ」と帰ることになる。

 

いいことはの一つは、今日は私がどうして?と思うくらい元気がある。

気持ちの落ち込みがない…周期的に訪れるソウ気分かな?

なんでもやれる気がして、いいな~こういうの。

 

もう一つは、整形外科に行ったついでに調べてもらった骨密度。

71歳ですって、7歳も若い数字が出て、うれしい。

骨全体のことについては心配いらないと、先生からも太鼓判。

あと、大腿部の筋肉を鍛えて、ヒザの弱さを補強すること。

腹筋を鍛えて、腰のカバーをすること。

ぜい肉を減らすこと。ウ~~ム!

できない領域へ踏み込んでいるけど、自分のためだ!

元気で死ぬことを願う自分のためだ!

 

年を取るってヒマと思うでしょ?

忙しいんです。課題が次々と湧いてくるんです。

 

 

 

 

 


目覚めて思うこと

2014-07-23 04:21:10 | 日記

梅雨が明けたら、お約束の夏日の襲来です。
毎日、三度の食事と、お風呂と病院の行き来で日が暮れております。
あとの時間、何をするでもなくズルズルと寝たりして、自分でも情けない時間の使い方です。


1:30ごろ病院へ着きますと、待ってたオットは汗を拭く間もなく、手を揉め、足を揉めと用事を言います。
左手はほとんど動かせないので、拘束用の手袋はしませんが、右手にははめています。
考えて作ってあるようですが目的は拘束なので、長時間はめていると熱がこもってジットリしていて、
気持ち悪かろうと思います。

指も動かせず固まっているので、急いで外します。

昨日は、害ばかり多いように思いはずせないか相談してみました。
師長さんは、鼻から栄養を入れるためにチューブが入っているので、それを外されたら困るという
いつもの返事でした。でも日中目が届く時間は、外すと言われたように思いました。
曖昧ですが、何ですか専門語など混じり切り上げ口上で言われると、後で反芻してどうやら理解したという話。

最近はすべてに気が抜けて、はあはあで終ってしまいます。


国立病院で1ヶ月、今の病院に転院して3ヶ月になります。病院も療養ベッドへ移す話が出ています。

今までは、要介護3の判定を維持していましたが、療養ベッドへ移すためには、
要介護数を上げないといけないらしいです。

療養ベッドがどういうものか、はっきりしませんが、清雅苑にいたことがあるので、同じだろうと思います。

おっとは、体は全然動かないけど、頭はまだ半分くらい動きます。
会話は出来ます。柔軟な会話ではありません。

そして、体が動かないことを認めていないで、帰るを連発しています。
看護師さんにも帰ると訴えているらしい、

とても厄介な状態です。

同室の3人は声もでなくて、ただベッドに横たわっているだけ…家族の方もほとんど出会いません。
見舞っても一方的に声を掛けるだけでは張り合いもないでしょうけど…
オットが一方的になると、ものが言えない方が羨ましくも思えます。(笑)

とにかく、私を待っています。

左肺がほとんど真っ白なのに元気にみえます。
不思議と言える状態です。

ひと寝入りして、オットの顔が浮かび、目が覚めました。
いま4時、これからまた寝ます。


取り留めのない話

2014-07-11 09:01:09 | 日記

 

心配した台風8号さま、熊本には目も呉れず太平洋へと抜け去ってくれました。

聞くところに寄ると、熊本は地形とかその他の要因で奇跡的に免れたそうです。

心配して損したとか罰当たりなことは言ってはいけません!(自分に)

お昼頃、吹き返しの風に出会い、強かったので

「ああ、これが近づいている時なら怖かったよね」と遅ればせながら思ったことでした。

思わぬ地方に大雨をもたらして、被害が大きかったですね。

まだ途中なので、これからの地方の方はご用心くださいませ。

 

テレビで不安定な天気…と繰り返し聞いていて

私も不安定な気分なんだと感じました。

気分が上がったり下がったりします。

上がるといっても、普通になったぐらいですが。

 

病院にいても、2時間もいれば、気分が悪くなります。

妙に暑くなり、汗が出るし、病室から逃げ出したくなります。

 

オットは、声が極端に細くなって、耳が遠い私には聞こえず

口元に耳を近づけたり、聞き取り器を充てがってみたり、立ったり座ったり…

絶えず動作しなければなりません。

ま、自分のことはどうでもいいと思いつつ…

 

声が小さくなりました。その割にはしゃべりたがります。

病院にいる今が不満なのです。

以前のように家で暮らしたい思いが、湧き上がっているようです。

もう、どうにもならない状態というのは、頭からすっぽり抜けています。

これが諦めがないオットの精神で、今を生き抜く力になっているのです。

上等というか立派というか…

 

「好きなものを食べさせていいですよ」と先日言われましたが

飲み込むことが困難で、ゼリーとかが精一杯の人にどうしたものか?

昨日、姪っ子から桃を貰いました。これを炊いて潰してトロミをつけて

持って行ってみようかな。

あれやこれやと思い煩う私です。

 

昨日は膝の病院へ行きました。注射して薬を貰うのですが

カーテンの外で「イワタさん、イワタさん」と名前を言われます。

呼びかけでなく、先生に症状を看護師さんが伝えるのに

名前が出るのですが、聞いてて嬉しくなりました。

つまり私個人のことを言われるのが、自分を取り戻しているようで

嬉しいのです。おかしいですね。

 

取りとめのないことを書き並べてごめんなさい。

 

 

 

 

 

 


そろそろと

2014-07-08 16:57:03 | 日記

台風8号さま、御一行が、そろそろとお近づきになっていますね。

どういうコースなのか、滞在時間はどのくらいなのか~

ご接待をどうしたものかと考えております。(笑)

 

病院で、「台風が来るんだけど、お父さん家や私を守ってよ」と言いましたら、

「うん!」と言う答えの早いこと、返事の力強いこと。

びっくり!!

 

その前に担当の先生や師長さん、マッサージの方、嚥下を担当される方

事務の係りの方、娘と私7人で今後のオットの病態を中心に

話し合いを終わったところでした。

 

先生がおっしゃるのには、

「今までの病歴を考えるに、よくここまで持ったものだと感心します。

そして誤嚥性の肺炎と診断していましたが、昨日撮ったの肺の写真を見ると

誤嚥性というものではなく、身体の衰え、年齢的なもの、老衰が適切であり

もう避けられない近くに来ています。

気持ちは元気で前向きなのは、精神科の薬が効いていて、

体の衰えとは裏腹の関係です。いつその時期が来てもおかしくない状態です。」

 

「精神科の薬を止めたらどうなりますか?」

 

「それはもう、止めたその日からダメになります。

ご主人が自分を失わずにしっかりしていられるためには、

その薬は続けます」とのことでした。

そして、その薬によって痛い、苦しい、が半減しているとのこと。

 

顔色とかしっかりと受け答え出来ているので、

先生の言葉がウソのように思えてしまうのです。が…

 

病院へ着いてすぐ、顔を見たら、帰る帰るを言うが

あとは忘れるのか、バイバイはあっさりと言う。

 

髭剃りをして、ローションで肌を整えながら、あんまりシワもなく

「お若い」と皆さんに褒められて、どや顔のオットを眺める…

アイスが欲しいと言うが、ひとくち、ふたくちを食べてもう終わり。

指先を揉んでやる。冷たい手を好み、暖かい娘の手はイヤと言う。

 

なんだかなぁ、ほんとにもうすぐ別れがくるのかなぁ。

ほんとかなぁ、本人は何も知らなもんなぁ

これでいいのかなぁ、会いたい人も娘家族ぐらいだもんなぁ

黙ってそのときを待つしかないもんなぁ

 

え?わたしの気持ち?

今は落ち着いています。

どうにもならない運命を受け入れようと思っています。

 

それから、先生が入院前のオットの状態を分かって下さって

 

あの、気性のお父さんを支えて、よく頑張られましたよ。

お母さんの努力には感謝してくださいと

娘に言われました。

やった~

 

(ブログで愚痴こぼしたことは先生ご存知ない)

 

 

 

 

 


見たくなくても見えるもの

2014-07-06 06:28:14 | 日記

昨日はちょっと感じるところがありました。

ステージを一段上がったというか…

 

娘と一緒に見舞ったのですが、

病室に入り荷物を置く間もなく、オットは私を睨みつけます。

出ない声を振り絞って、何かい言っています。

耳を澄ませても、内容はほとんど意味不明ながら、怒りの頂点らしいのです。

どうも、病院の扱いに対して不満がある言葉が聞き取れました。

「看護婦さ~んと40分も呼んだのに無視された!」

 

ちょうど看護師さんが、部屋にいられたので、そばに来てもらって

「はい、お父さん看護師さんが来られたから言いたい事を言ったら?」と

促したら、少し勢いが衰え、

看護師さんも

「この部屋には4人の患者さんが居られるので、

40分誰も来ないということは、有り得ません」と言われた。

 

そこで私もオットの怒りが妄想もまじったものだと気付きました。

そして、最近のオットの症状として《怒りを出す》ことが多いと言うこと…

私は、ときどき見舞いを休みたいと言って、

実際行かなかった6/27と6/30が、引き金となっているように思う。

 

その時は、寂しいとか一日が長いとか言いましたが、

看護師さんから「奥さんがいられると人が変わったみたいに穏やか」

と聞いて、「ん?」と思い、それが今日の怒りの態度と結びつきました。

 

一生懸命怒っているオットに対して、妄想だとは思いつつも

こちらも顔を見るなりのアッパーカットは治まらない…

「お母さん、イヤミを言うからまたお父さんが…」と止められる。

ほんと、大人げないワタシ。

 

少し落ち着いたところで、話をする。

いつも「言い聞かせ」らしい話をすると、うるさいとか言うなとか

腰を折られるけど、黙って聞いた。

 

帰り際、娘に「子供をしっかり見て育てろよ」と言ったらしい。

遺言?

 

帰ってから、そう言えば死が近いとどういうことを考えるか?

最近そっち方面を検索していなかったと反省して、早速…これよねぇ。

 死を看取る、死の兆候 

1. 否認⇒

2.怒り⇒

3.取引

4.抑うつ

5.受容

しばらくは、家に帰りたいとうるさく言っていたのは否認だった…

現在の怒りは、2.の怒りなのですよね。

 

よく分かりました。知っておくべきでした。今は理解できます。

 

《穏やかに…穏やかに…》

これは自分への言い聞かせです。

私はきつくても毎日来ているじゃないの?

きつくて冷や汗がでるまで、頑張って看ているのに…

 

これは私の思い上がりでした。

「お前は冷たい」と言われて、腹が立ちましたが

そう思わせる何かがあったのです。

 

まだまだ続くぬかるみですが

先を見渡せば、どうやら薄ぼんやりと見えています。

気持ち入れ替えて、受け入れましょう。

 

私にも否認や怒りがあるようです。