Ｈａｗａｉｉ★４日目vol.1

ついに本番、ホノルルマラソンの日がやってきた

２時のアラームの前に起床。
途中何度も目が覚めて、よく眠れなかったぁ
やっぱり緊張してるんだなぁ。。。

日焼け止め・テーピング・ワセリン、チップやゼッケンの確認など
一通り準備をして、こんな時間で全然食欲なんてないけど、長旅に備え
前日にもらった朝食のおにぎり一個とバナナを食べました

レースの持ち物はパワーゼリー１コ、ブドウ糖１コ、飴２コ
去年はウエストポーチを付けて走って大失敗 だったので、
今回は荷物を最小限に抑えました

３：３０、ツアーの遅出コースのバスに乗り、スタート地点待機場所に
着いたのが４：００　その時トイレはすでに大行列
そのまま列に並び３０分以上かかってトイレを済ませ、給水だけして
スタート地点に並べたのが１０分前でした
ストレッチとか全然してないし、ちょっと不安に。。。


４：５５、車椅子の選手がスタートしましたぁ
この時も花火とか何かあったらいいのになぁ。。。。。

５：００、いよいよスタート
キレイな花火を横目に見つつ歩きだし、
“去年のスターターは坂口憲二くんで、ココでけんじぃぃって叫んだな～”
と思い出しながらスターターチェック
全然誰だかわからなかったー


そして５分かかってスタートラインを通過
初めは全然思うようには前に進めないのでかなりゆっくりのペース。
私は３時間半～４時間の所に並んでいたけど、１キロくらい行った所で
すでに歩いている人がたくさんいた。
そのおかげで余計に渋滞
抜かすのに蛇行走りになりすごく体力を使ったような。。。

３マイルを過ぎた辺りから少し走りやすくなってきた。
このころから体もだんだん温まってきてテンションも

ワイキキエリアに入り、応援の人がたくさんいる中を楽しく走り抜け、
ダイヤモンドヘッドに入る１０ｋｍ地点
１時間１分　予定よりちょっと遅いぞぉ

ダイヤモンドヘッドへ上るコースは急激に細くなるので大渋滞。
トロトロと上っていき、この辺りですでにゴールへ向かう車椅子の
上位選手達とすれ違いになり声援を送りながら楽しくラン
ずんずんと上って行って、今度は転がり落ちそうな真っ直ぐな下り坂 ココスキ
うっひょ～～とか言いながら駆け下りていた・・・本当は良くないらしいけど
ん～～まだまだ元気だぁ

次は長～いハイウェイ だんだん明るくなってきた
ココは速いランナーとすれ違いになれるから楽しい。
またまたトップランナーに声援を送りつつ楽しくラン
でも会えるはずの谷川真理さんが全然来ない。。。ショック
そしてそろそろ足に疲労が・・・
ハーフ地点　２時間０５分　少しだけペースアップしたけど・・・


一緒に走っていた旦那サンがトイレに行きたいと言い出したので、
ハワイカイに入る所で寄ることに。。。
空いていたのですぐに入れてラッキー
多分、ロスした時間は２分くらいかな 小休憩。。。

しばらく行くと、間寛平さん に遭遇
「頑張ってくださ～い」と声をかけると返事をしてくれました。
次の給水ポイントでは 桜井幸子さん が撮影中。
ここで初めて、今回のスターターが桜井幸子さんだったことを知りました
またハイウェイに戻ったころにはかなりの疲れが・・・・・・
足だけではなく、上半身（特に肩）も痛くなってきた
３０ｋｍ地点　２時間５７分　このペースで何とか最後まで行けるかな

全身の痛みとエネルギー切れでパワーダウン
スゴク苦しいぃ・・・早く終わりたい。。。という気持ちと
あと１時間位で終わっちゃう・・・淋しい。。。という気持ちが交錯してきた。
３５ｋｍの分厚い壁を何とか越えてハイウェイを降り、
しんどい割にはカハラの写真撮影ポイントでは元気にポーズ
ダイヤモンドヘッドのアップダウンは、
下半身の裏面全体に響いてそれはそれは大変だったー

いよいよ最後の８００ｍの直線
最高につらい所だけど、たくさんの応援の人達に囲まれ
最高に感動するポイント 涙なしでは走れません。。。
ココで 有森裕子さん の力強い応援を受けてパワーアップ
本当にうれしくて半泣きで「ありもりさ～～～ん、かんばるぅーー」と
叫びながら力を振り絞った。
夫婦で一緒に、ついにゴ～～ル　４：１３：１１

普段の生活の中では味わえないこの達成感はホントに感動
足ガクガク、疲労困憊だけど、それ以上に楽しさ＆充実感の方が大きい。
ツライ＜楽しい　ホノマラマジック