
よく目にするやりとりに、電車内での化粧は是か非かというものがある。
私としては、常識非常識というよりも、不特定多数の他人がいる場では、とマナー違反ではないかと思っている。
する側が平気でも、また、人がしていても自分は気にならなくても、これだけ議論となるからには、不快に感じる人がいるのであるから、ちょっとやめようと言う気持ちや心遣いが持てないことが怖い。
『自分』以外の人は、そのあたりにはえている雑草か樹木と同列なのかとさえ思う。
実際には、車内での化粧は実害がある。
臭いはするし、粉は飛んでくるしで気分が悪くなることや、視覚的には『見苦しいもの(失礼)』を見せられて不愉快きわまりないし、特に揺れる車内でマスカラを塗られた日には、こちらの眉間がきゅっと痛くなる。
思わず、「一回、目に刺さればしなくなるかも」などと期待をしてしまう。
これからの季節、電車で移動する機会に、こんな女性たちに出会わないことを祈るばかりであります。