こんな話しをしてみたら

　昔話（要約）

『昔々、あるお寺に和尚さんがいました。』
『そのお寺の小僧さんたちは大変なおしゃべり好きで、いつも和尚さんに叱られてばかりいました。』
『ある日、和尚さんと小僧さんはお出かけすることになりましたが、いつも小僧さんがうるさいので、口を開かないようにきつく言い渡しておきました。』
『和尚さんは頭巾をかぶり、馬に乗って出かけたのですが、途中でうとうとしてしまいました。』
『ところが、はっと目覚めた時、頭巾がないことに気がつき、小僧さんに頭巾はどうなったか知らないか、と尋ねました。』
『すると小僧さんは、さっき風で飛ばされて行きましたよと答えました。』
『それを聞いた和尚さんは、なぜその時に言わなかったのかと怒ったところ、小僧さんは、だって口をきいてはいけないとおっしゃったではありませんかと返答しました。』


　ま、よく知られているお話ではありますが、これを聞いた時に、今の子どもたちはどんな反応を示すのか興味津々な豆です。

私たちの世代であれば当たり前のように笑ったり、困ったりする場面のはずが、もしかしたらそういう反応にはならないんじゃないかと思ったりしているのです。

私が思う（心配する）のは、子どもたちの一部は、

「小僧さんは和尚さんの言うことを守っただけのお話」
と、受け止めるんじゃないかと・・・・


　機会を見て一度確かめて見るつもりです

　ここでずれていると、今の教え方では駄目かもしれないので