雑記帳

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ハンテンボク

2010年05月10日 | 日記
時間を合わせているわけではありませんが、会った時はいろいろな話をしながら一緒に散歩するご婦人がいます。その方は草花や木の名前をとっても良く知ってみえます。
「ハンテンボク」という木とそれに咲く花を教えてもらいました。

半纏木(ハンテンボク)
ユリノキ
チューリップウッド
軍配(ぐんばい)の木

上記4個は同じ木の名前です。
もともとアメリカから明治の頃に渡来した木で、英語名は「チューリップウッド」ですが、その由来は花の形がチューリップに似ているからだと言われています。
それが日本では「ユリノキ」と呼ばれていました。なぜかというと、そのころ日本にはチューリップが無く、花の形が日本で馴染みのある「ユリ」にいくらか似ているから「ユリノキ」と呼ばれるようになったらしいです。
でも明治の粋な人々は、その木に「ハンテンボク」と名付けました。漢字で書くと「半纏木」です。独特な葉のかたちが半纏に似ているからです。

また、同じように葉の形から「軍配の木」とも呼ばれることもあるそうです。

木の上方、頭上15m位のところに、黄色のチューリップのような花が咲きます。開花は、5月~6月、初夏となっています。

これから散歩で通る時は、「上を向いて歩こう」。