とある日

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ラジオな話

2011-06-09 21:33:37 | 番外編
今日、久しぶりにラフマニノフのヴォカリーズを聞いた。
私にとってそれは、ラジオで知った切なく美し過ぎる曲だった。

小学生の頃から、家では特に日曜日にいつもラジオが流れていた。
小島一慶とか久米宏とか、楽しそうなおじさんだったし、
私もいつの間にか欽ドンや、ゼロの世界や、愛と誠や、長谷川諭や、
町田の大丸の上で収録されていた番組を見に行って、それを聞きたかったし、
FMステレオ歌謡バラエティも大好きだった。

それこそ、壊れかけのradioのように、町田の緑屋の近くで、
AIWAの黒いラジオをやっと買ってもらった時は、本当に嬉しかった。

中学生になって、夕べの広場で森田童子を聞いて、暗い転校生活を乗り越え、
高校時代に京都のFMリクエストアワーにリクエスト葉書を何十枚と送り、
いつぞやからか、スタジオで見させてもらったり、ファンクラブの会報も作った。

就職して、一人暮らしを始めて一年以上はテレビが買えなかったので、
引き続き、サウンドストリートやクロスオーバーイレブン、ジェットストリーム、日立ミュージックハイフォニックを聞いた。

一番の出会いは、岡田真澄さんがやっていた夜のみちくさ55分でのテーマミュージック、
キース・ジャレットのケルンコンサート!
誰よりも早く、リアルタイムに私はその音楽に出会って、好きで好きで仕方なくなって、
普段口も聞かず、会うことも少なかった父にレコードが欲しいとお願いしたくらいだった。

そして、もう一つが今日のヴォカリーズ。
多分、日曜の夜にやっていた、夜の停車駅。
その音楽の響きと、江守徹のナレーションで始まり、詩のような、物語のような言葉と音楽。
とてもとても幻想的な夜に包まれた。

記憶や言葉が不確かかもしれないけど、ラジオが好きだった事を書きたくなりました。
読んで頂いて、ありがとうです。




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2 コメント

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ビックリ (karake)
2011-06-09 22:57:02
mariさんがラフマニノフ好きだなんて・・・
初めて知ってビックリです。
わたしも好きです♡
ヴォーカリーズの切なさもいいけど、
私的には、「のだめカンタービレ」で有名になり過ぎた感もする「ピアノ協奏曲・第二番」が一番好きですが、なんか行き詰った時には・・
ラフマニノフを大音量で(笑)癒されます!

それに「森田童子」・・・ファンクラブに入っていたなんてさらにビックリ!!
わたしはファンクラブには入ってなかったけれど、「黒テント劇場」には足繁く通うほど、彼女の世界にはハマっていました。

同じ時代に同じ音楽に共鳴していたことに
ほっこりしました(#^.^#)
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のだめもいいネ(^.^) (mari)
2011-06-09 23:17:13
karakeさん、ごめんなさい!文章がヘタでした。森田童子さんは、アルバム全部持っていましたが、ファンクラブは、FMの番組の方です(^^ゞ
すみません!

クラシックも全く曲名が覚えられず(~_~;)
お恥ずかしいです。
私の場合、映画やラジオやドラマで流れていて、好きになるパターン。
その時の場面や、状況が思い起こされて、クラシック音楽は、よりノスタルジックなものになります。

でも、さすが同級生\(^o^)/
共鳴は嬉しいね(^_-)-☆
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