とある日

大道芸、喫茶店、蝋梅、街歩き、映画、京都など。

サーカスバザール 2021.7.10

2021-08-23 20:26:11 | イベント
大好きなイベントに今年も行くことが出来た。







鶴瀬駅からの道のりとキラリふじみの景色が夏の思い出としていつも心に浮かぶ。
あとどれくらい通えるだろう。
見に行かなかった年月が悔やまれる。

今年は特に大人気であっという間にチケットが売れてしまい、当日券も朝一に並ばねばならないほとでした。
午前と午後のマルチホール『プレリンピック開幕式』は加納さんと光洋さんゆえ、近年まれに見る争奪戦でした。
諦めたものの、なんとかギリギリ入ることができた。
タリさんとテンちゃんの司会がとてもよかった。
去年は訳がわからなかったし、ひたすらタリさんが叫んでいた印象でしたが、ちゃんとうまく進行をしていたし、面白かった。






メインホールの『サーカスがやってきた』は、なんと言っても森田さん。
久しぶりに見られた!嬉しかった!
もうなんと言っていいのやら。
顔つきがますます引き締まって、ボールが幾つも幾つも飛んで行っては戻って飛んでは戻って、森田さんはいつものごとくバレエを踊るかのような動きが美しかった。

ジンさんの演目は日本舞踊のような形の美しさ。
指先、動作、目線。
あの音楽が、また聞けたので嬉しい。

圧巻だったのは、ラストのナオキさん。
客席に飛んで来るような迫力。
シルホイールの迫力。
圧倒される。でも切ない何かを残すのが凄い。
技術が物凄いのにそれだけではない凄さ。素敵でした。





サーカスバザールと言えば不可欠、ムンドノーボポコブヨーダンさんの行進を見送って、一日目は終了しました。




汎マイム工房 道化師芝居『ふたり』

2021-08-17 18:13:35 | 舞台
2021.8.11 プーク人形劇場
「A-hoj!2021」と言うフェスティバルが4日間開催された。
直前に会場が新宿高島屋の入り口前スペースからプーク人形劇場に変わり、タイムスケジュールも変更になった。
変更前にあらい汎さんを午前中に見て、午後からラストラーダカンパニー、あらい汎&立川真也を見ようと思って予約も済ませていました。
場所が変更になり、タイムスケジュールも変わってしまったので、結局汎マイム工房のお二人のみを予約。








くるくるシルクの先生であるあらい汎さんをずっと見たかったのです。
どんな師匠なんだろうかと。

公演は30分ほど。
パントマイムと言えば、カバン。風船。
二人がすれ違い、ぶつかって、競ったり。
立川さんの動きがとてもしなやかで、だいぶ身体の具合も治ってきたんだなぁとホッとした。
あらい汎さんは汗が飛び、笛でしゃべる場面ではいろんなモノが飛び散る熱気。
若き頃にも見たかった。
とぼけた二人の掛け合いは、ひたすら熱を感じました。

終演後、階段で5階まで上がり、チェコの人形の展示を見ました。
下から手を入れて動かすものと、上から操るもの。
動画も流れており、上からおじさん達が操る光景に惹かれるものがあった。
いつも人形劇で思い浮かぶシーン。
二人のベロニカで出てくる人形劇が見たくなった。


ジムジャームッシュ

2021-08-10 19:35:45 | 映画
2021.7.14
パターソン(有楽町)
2021.7.16
コーヒー&シガレッツ(新宿)
1300円の均一料金に惹かれて、見に行った。
その昔、ストレンジャーザンパラダイスを封切り当時に見て、ナイトオンザプラネットも見に行った。
当時はジャームッシュの映画を見ることが、ちょっとおしゃれな、今で言うとサブカルな感じがしたけれど、当時は特に衝撃も受けず、さらりと流れていった。
永瀬正敏が好きだったし。









今回は春先に友達と詩の話をした時にロンパジェットの話題になって、パターソンに結び付いた。
そういえば公開当時に王様のブランチの映画紹介をちょうど見ていた。
それで凄く見たいと思ったんだった。
行かないと。

映画は一週間の繰り返されるルーティンが淡々と綴られて行く。
詩なのか、散文なのか、でも自然に入ってくる文章。
自分も何かを書きたい気持ちになる。
こういった電子ではなく、ノートとペンで。

映画を見ているうちに繰り返しが心地良くなってきて、終わるのが淋しくなった。
突然の永瀬正敏はなんだか不思議だったけど。

池袋でまた始まるので、また見に行こうか迷っている。