とある日

大道芸、喫茶店、蝋梅、街歩き、映画、京都など。

2016.12.29.のロウバイ

2016-12-31 08:46:38 | 
所沢にある航空公園のろう梅園。
今年初めて行って感激。ずっと居られる。
この日も午前中しばらくは私一人だった。
      寒かった。そこここに霜柱が。 
   もうすぐすべてが花開く。
       一部とはいえ咲いている木もあり嬉しかった。
端から端へと移動するかのように常磐線で南千住へ。
ここも今年の1月に訪れた蝋梅スポット。
南千住の純喫茶でホットケーキを昼ごはんにして前回より北寄りの橋を渡って行くことにする。
途中汐入公園を抜けていくのだけど、団地に圧倒される。
 
東白鬚公園へ。

なんとも日陰ばかりの淋しい場所です。が、この一角に集中して蝋梅の木が植えてある。
公園のTwitterで咲き始めたとのつぶやきを見て行ったけれど、ほぼつぼみ。
咲いている個所を探すのに時間を要した。
   
数えるほどしか咲いてなかった。
白鬚橋を渡っていつの間にかさびれた商店街へ。
スグルさんがよく歌っていたカッチーニのアヴェ・マリアが流れて嬉しかった。
 
そいえば山谷地区と言われる場所の自家焙煎珈琲で有名な店にも行ったけれども、
マイルドブレンドは美味しくなかった。
5人も店員さんがフル活動。お客さんがひっきりなしでした。
このまま日暮里まで歩こうとして、吉原をいつの間にかさまよい、やっと到着。
ロウバイがお正月に満開になりませぬように。
ロウバイ大好きだ。

追記 スマホの画像
         

この世界の片隅に

2016-12-30 22:38:39 | 映画
シンゴジラ以降に久しぶりに見に行った映画なのに感想を書くのを引き延ばしてきた。
公開後すぐにun-paさんがTwitterで絶賛されており、必ずや行こうと思ったのです。
私の母は広島出身で黒い雨の体験者でもあり、親戚も広島に居るので、小さい頃から広島に何度となく行っていた。
小学生の時に平和記念資料館に連れていかれ、強烈な衝撃を受けた。
見ないでいいのならばとできれば避けて通りたいような忘れたい思いもあった。
でも、それは忘れてはならない現実だった。
繰り返すようなことがあっては決してならない。
絶対に。絶対に。

ただ、映画の印象ですが、今もきっとTwitterでは絶賛の嵐なのでしょうが、ピンと来なかった。
映画の後半は確かに涙が止まらず、しばらく赤みが引かなかった。
でも、どうも気が散ってしまう。ストレートに入ってこない。
そこが、深刻にしないのがあの映画のよさなのだろうけれども、他の人がいつまでも引きずる熱情は沸いて来なかった。
やはり緩慢な頭を持つ私だけなのかもしれないけれど、最近になって何故私が絶賛する人たちの仲間に入れないのかと思った時、
あの映画の少しエロいところが引っかかるのかもと気付いた。
やわらかい画風と言い、傘の話とか、再会した人との夜とか、そっちがやけに頭に残っちゃって。
きっと私だけですね。
さりげなく淡々とと言いながらも、戦争が始まってからの生活や深刻さは伝わる描写なのに、何故なんだろう。


近年一番泣いてどうしようもなかったのは、今はなきシネパトスで見た「3丁目の夕日」だった。
目が赤みどころではなく、赤くて赤くて立ち直れなかった。
今も土手で夕焼けを見るシーンなんか思い出したらどうしようもない。
あの家族みたいにニコニコ眺めてなんていられない。
夕焼けなんて人生の終盤のお知らせみたいなもんに見えてしまう。
人情やら家族の暖かさや近所の人たちとの一体感とかベタだけれど、遠く記憶にある懐かしい感情がよみがえる。
はかなさをそこに感じてしまう。
て話がそれてしまうばかりだけれど、世界の片隅にを見て、他の映画を思い出す私でありました。

移動レストランアラカルト 2016.12.18.

2016-12-29 20:10:32 | 演劇
毎年恒例行事となったアラカルト。
今年は池袋の芸術劇場シアターイーストにて。
今回も去年見て衝撃だった山田晃士さんのゲストの日を選んで行ってきました。

新たに若い人が加わって、大好きな「フランス料理とワインを嗜む会」も部員が出来ました。
中山裕一朗さんがあまりに強烈で楽しかっただけに、今後の変貌に期待したいです。
でも、一人は淋しいですものね。

それから光洋さん!最初から最後までかっこよかった!
光洋さんコーナーはチャーリーではなく、パントマイムらしいモノで、とても素敵だった。
普段の大道芸フェスで見る時と異なり、なんだか大御所の役者さんとしてとても輝いて見えて、
なんてすごい方を普段気軽に見てしまっているんだろう、と不思議な思いがしてしまう。
素敵なことは重々わかっているはずなのに。

晃士さんもやはり物凄い魅力を放っておられて、もう一歩進んだファンになってしまいそうなんだけど、
そうなるともういくらあっても足りなくなるので、自分の中でブレーキをかけている感じです。
もっと聞きたかったな、歌を。去年より減ったのが惜しい気がしました。

今までが毎回これでもかというくらい、歌のショーの部分も多かったので、
今回はその辺が物足りなかった印象が残りました。
もっと聞きたかったら年明けのモーションブルー横浜に来なさい、ということなのでしょうか。

いつも券が取りにくくて大変なのですが、今回は晃士さんファンの知り合いが一緒に取って下さり、有難かったです。
ようやくゆっくり喋れる機会にもなり、サイゼリアで結構喋って、見終わった後も楽しい日になりました。感謝。

蝋梅を追いかける

2016-12-28 22:51:06 | 
寒い一日。
メトロ一日券を駆使して、思い浮かぶ場所へ。
行こうとして途中で調べると、庭園は今日まで。お正月は2日から開けるようだ。
何が何でも回らねば。
膝がずいぶんと痛くなりました。
寝てしまう前に少しだけ写真を。