すこし懐かしさを感じますが
長良川河畔では見慣れた光景です。
いつも何艘かの船が停泊しています。
船を見ていたら
いろんなことを感じました。
どの船も風雨や波であちこち傷んでいます…
これでもまだ現役なのだろうか…
古びているようだけれど
水の浸入を許さないような透きのなさです。
船は丈夫にできているものなんだと思え
人もまた同じなのだと思い
傷ついても傷ついても
歩けるものだと
ふと思わせられ…
役目を終え碇をあげ
繋がれていたロープもきちんとまとめられ
白いシートで覆われ…
葬送
そんなふうに見えました。
悲しそうでありますが
船主さんのやさしい心を感じました。