昨年暮れにバスツアー案内のダイレクトメールが届きました。迷わずすぐに申し込みをしていた「日帰りバス旅行」の案内状が届き、新年になって初めてのツアーです。よりによって当日は雨模様の天気予報です。
折角のツアーなのに雨か・・・と気分はマイナー 行きたくない思いになっていたので、トラベル社にして、「雨でも実行ですか~!?」と打診してみると二つ返事で「ハイ、行きますよ~」
1月22日(木)春日部駅西口7時30分出発に間に合うように出かけました。
なんとかその朝は雨は止んでいましたが折り畳み傘を持っていく事にしました。
大体、今迄の統計からすると・・・傘を持ってゆかないと雨に降られる。また逆に持って行くと傘の必要性がないと言う、うらはらな状況なのです。
今回はバスなので傘の荷物としてはあまり気にする重さではないのでリュックに入れました。
なんと今日のバスのドライバーは女性でした 今までは男性が主だったのですが最近は女性も活躍出来る様になったのですね しかし、 一瞬、大丈夫なのと思いました。
添乗員さん曰く「ドライバーさんは運転が上手ですよ」と私の心の内を見透かしたように言いました。
一人、連絡もなく遅刻している者がいて10分遅れの出発でした。結局は現れず合計24名の人員でした。キャンセルが多かったようです。
高坂SA→藤岡JK→上信越と進んで来るとなんと雪景色昨夜に降った様でした。思いがけない雪景色に″ヤッタ”と思いました。出発前に雨模様を気にしてキャンセルをしなくて良かったと思いました。 行ってみないと分からないやってみないと分からないと言う精神が思わぬ結果につながる事を知らされたように感じました。
信州・夢バラの里
第一の見学場所バラ園です。一年中色とりどりのバラが咲き誇る・・・と工程表にありましたがしょぼくれたバラがハウスの中にありました。
この写真のおじさんが、バラに関する事に熱を入れての説明です。右の写真はバラの枝を斜めに切って鹿沼土に植える方法をおしえてくれました。
後はお土産品の紹介となり、何故かこの寒い日に″ソフトクリーム”のサービスがありました。観光客の少ないこの時期に精いっぱいのサービスなのでしょうか!?広い敷地だけに経営も大変な事だと思いました。 約40分間の見学でした。 11時40分新田醸造次へと移動です。
新田醸造
味噌蔵の樽
蔵の中に入るとみその香りが充満していました。信州の味噌は美味しいと言われています。味噌の効能が、十徳して掲げてありました。 なるほど味噌って体に良いようですね
サ~ッと工場内を通り行く先は又お土産コーナーです。この辺からツアーの人の中には財布の紐をほどき始めました。私も一瞬に手が出そうになりましたが、まだこれから先にもある事と思うので、それに持ち合わせも少ししかないので横目で見乍ら、素通りになりました。
新田醸造では約30分の見学でした。12時10分にその場所を出発し30分後には昼食です。
キノコ栽培する「深山」 そこが レストラン
12時40分「深山」にての昼食はキノコ本場・本格派のレストランで体に優しいキノコ田舎料理と銘打った鍋料理が主の物でした。
何だか侘しいお料理です。手前の物は″刺身蒟蒻” ″キノコの混ぜご飯” ″ほうとうの入ったキノコ汁です。 マ、なんとか腹の足しにはなりました。
信州の鎌倉″別所温泉”にある 「北向き観音」の境内です。なんでも境内には ″愛染かつら”の大樹や数多い歌碑があるので有名なのだそうです。愛染かつら・・・なんて大昔の映画で私の頭の中にはなんとなく聞き覚えがある程度でその内容なんて思い出せないのです。
北向き観音の歴史は825年の創建で昔から日本全国の人々の信仰を集め厄除け観音として有名。その名のとおり北向きで南向きの長野・善光寺と向き合っていて、善光寺に参拝したら北向き観音にも参拝しないと片参りになって願いが叶わないと言われているそうです。
今年の善光寺は御開帳があるので是非に行って来て下さいと添乗員さんは説明していました。私はとりわけ願い事もないので・・・機会があれば善光寺にも行ってみたいと思うだけで是非とも行かなくてはならないとは思いませんでした。
別所温泉は信州最古の温泉で、源泉かけ流しの外湯巡りで肌美人になるとか・・・
この場所で自由散策となり、勿論温泉に行ってもよし。
綿帽子の様に雪をのっけた猫の彫り物や北向き観音にある獅子像がいました。
お地蔵さんにかけられた赤い布が雪の白に映えていました。
この別所温泉には″安楽寺”があり、そこには国宝「八角三重塔」があると聞いていましたので国宝にお目に掛かりに行くことにしました。
温泉街より10分程歩いたところにひっそりとありました。若い二人連れが私の先を歩いていました。若い人でも関心があるのかなぁと思いながらその後に続きました。雪でぬれている階段を注意しながら一歩々と登って行きました。
「安楽寺の本堂」
この本堂で拝観料\300を支払い、そこからまた登りの階段が続いていました。登りばかりで結構汗ばんできました。昼食が終わった後のいい運動と思い心地よいものでした。
国宝 八角三重塔
建立年代は、従来鎌倉時代末期、又は室町時代初期と言われていたが、用材の年輪年代測定により、鎌倉時代末期であることが判明したとありました。
昔の人は巧みに技術を駆使してつくり、天災にもめげず現代にいたっているなんて凄い事だと感心します。宮大工と言われている人が作ったのでしょうか凡人には理解が出来ません。
なかなか雪の積もった塔なんてめったに見る機会は無い様に思うと、つくづくキャンセルしなくってよかったとまた再度思ってしまいました。行ってみないと分からない・・・見てみないと分からない・・・どのようなサプライズが待ち受けているのかわからない・・・。
14時50分が出発時間なので帰り道を考慮して引き返すことにしました。途中に足湯施設があり、ちょっと足を付けたい気分でしたが・・・ダメダメと言い聞かせました。
七苦離地蔵尊
やっとバスプールに戻りましたが私は一番最後だった様です。時間はオーバーしてい無いのでほっとしました。予定通りの時間でニチロ毛皮、ムートンの会社に向いました。
倉庫内に山ずみされたムートン
見るからに高そうな敷物です。その良さを説明する従業員です。ふわふわして感触が気持ちがいいのは確かですが・・・なにしろ0が多くて、後ろから・・・一・十・百・千・万・・・と数えなくてはならない代物でした。 パフォーマンスであからさまに毛の上に醤油を撒いてもすぐに拭けばほとんど醤油の色は残らないという説明もありましたが、うん~~!成る程凄いと思うだけで終わってしまいました。
さぁ今年は又どのような日帰り旅行の企画に乗れるのかが楽しみです。
16時15分全行程を終わって帰路に着きました。そのころには雨も上がっていてだんだん暗くなる道をスムーズに走ることが出来て20時に春日部着。
今回乗り合わせた人とはあまり会話をしませんでした。皆さんはお連れ様がいらっしあるのでそのこぼれ話を聞きながらうとうと出来たのでラッキーでした。