余市から小樽に入りました。
早くも蝦夷入り20日が過ぎ、なんかあっという間でした。
高速ホッパーな旅人ならきっと北海道一周しちゃいますね。
まろはゆっくり回ってますが、毎日新しい出来事があり、土地も人も更にもっとゆっくり・じっくり味わいたいのが実際です。
余市ファイナルは、ニッカウィスキー蒸留所です。
10年程前見学してたので、スルーしようかとも思ってたのですが、とりあえずIN。
コロナの影響で、自由見学できるのはショップ、ブレンダーラボ、テイスティング試飲バーのみ。
竹鶴政孝と妻リタの旧家屋から奥(蒸留工場類)は、事前予約者のみのとなってました。
ティスティング1カップ15mml。前回訪問時もそうだったのですが、相変わらずここの生酒は美味しいです。流通ボトルとは別物に感じるんですよねー。
今回は、創始者・竹鶴政孝の歴史をゆっくり見学してみました。
昨日リタファームに寄れず、ここでリタの様子も知りたかったので。
一般者と予約者の入り口は異なり、一般者はショップ側から、予約者は反対の余市駅側から入場します。
↓一般入場口
お客さんの半数が中国人でワイワイガヤガヤ。数人の白人が居ましたが業界人のようで人気ブランドの研究視線が真剣でした。
最初にショップに向かい友人への義理を果たしておきます(ゆうパック発送)。
↓ブレンダーズラボに入ります
↓ウィスキーの黄金律です
↓みんな大好きティスティングバー
そして、政孝の歴史の始まりです。
神戸を出航、東回りで米国を経由しリバプールを目指す5カ月の旅。
人種差別全盛の時代。数々の苦難を勤勉と信念で乗り越えて行きます。
そして運命の出会い。
リタが居なければ日本のウィスキーの歴史は全く別物になっていたでしょう。
政孝を支えたリタは病が悪化し64歳で先立ちました。
ニッカウィスキーの成功は二人の盛大なラブストーリーでもあったんですよね。
当時の映像でリタの様子がうかがえます。
🌸メルシー・リタ🌸
R5を20km走り、小樽市へ入りました。
港湾都市として栄え、全国的にも人気が高い場所。余市とは一気に景色が変わります。
何故か道の駅が無く、車中泊族にはちょっとした難所になってます。
余市でキャンカー族や地元民に聞くも、小樽に適した場所は無し。
最悪、オートキャンプ場に入れようと思ってたら、調べると港湾付近に数箇所使えそうな場所がありました。
- 築港公園(無料)
- 色内公園(無料)
- 小樽港観光駐車場(800円)
- 24H温泉(駐車場狭し)
トイレが無かったり、閉門時間があったり、どれも一長一短があり。
まずは地元情報を仕入れるため、小樽港マリーナへ。
初見でもシーマン同士、家族みたいなもんなので、スタッフやオーナーさん、クラブハウス店員さんたちとすぐ仲良くなれます。
平日で客少なし。車中泊場所、おすすめ飲み屋、イベント情報等、生ネタをたっぷりゲットできました。
↓小樽港マリーナ
↓石原裕次郎の愛艇、コンテッサⅢ、39ft。
1963年、裕次郎はコンテッサ号で、トランス・パシフィックレース(米国西海岸スタート、ハワイがフィニッシュ)に参加。ヨットマンとしても歴史に名を残す。
で、今週末、マリーナで地元フェスがあって花火もあるのこと。
じゃ、一週間居るかあああ、と思ってたら、、
来週は将棋の藤井壮太くんのタイトル戦?が目の前の高級旅館であるよ。ホレあそこに見えるとこ。と。
ヤバイ・・・もしかしたら、2週間居ることになるかも。
これからゆっくり考えます。
夕刻、集中豪雨があり台風のようだった。
雨上がりを待って、市内へチャリ突。オルゴール館から続く観光客バリアをすり抜け花園銀座ってとこにきた。勧められたバーの下調査ね。
そったら、ここ、ものすげー飲み屋の数。怪しいお色気店も違和感なく溶け込んでる。驚いた。もしかしたら人口単位あたり飲食店数トップか?
雰囲気は神戸三宮の上あたりに類似。だが、密度が高い。
なんでこんなに飲み屋必要なんだ。こんなとこ観光客こねーべよ。
時間はたっぷりある。とことん調査したるわ。
あ、あと明後日、天気良かったらマリーナのボートで小樽港クルージングします。
(^^)/