ツインなんちゃら系バイなんちゃら系は、なんちゃらの一個が100~150Ωくらいの丸や菱形や四角や三角を並列に接続して真ん中から給電するもの。適当につくっても給電点は同軸の特性インピーダンス付近になるんでらくちん。直流的に短絡してるんでノイズにも強い。
ツインやバイなんちゃら制作例はネットにいっぱい。同じだと芸がないので、ここではツインのツイン、ダブルツインループを作る。ループ単体利得は丸形がチャンピオンなので丸4つにする。結果、約10dbdを得ることができた。
まずは、丸ツインの妥当性確認。ほれほれ、こんなかんじ。
バイクワッドなんかは反射器をメッシュ網や銅板にする例が多いが、適用できるバンドの構造自由度を上げるためパイプとした。パイプ間隔を一定の波長比以上にすればベタな反射板とほぼ同じ役目を果たす。ってことで、あとは丸4つにしてあっちこっちオプティマイズするだけ。
ここでお詫び。実は丸描くのがえらい大変なのだ。MMANA上のエレメントは直線の集合体、エレメントの部分調整は4丸全体に影響し、そのたびに4丸の真円長を全部修正することになるわけ。これ修行僧でも音を上げる。
なんで、豪快なズルをして丸を菱形とする!でも作るときは丸とする。。っつーことでシミュレーションはツインバイクワッドになってもた。
ほれ、これ
リフレクタの配置は電流腹付近をいろいろ探り最適位置とした。ゲイン約10dbdすね。
この菱形野郎を丸君に変身させるわけ。丸のほーが菱形より単体ゲイン高い分ちょこっと良くなる期待。ループは自己平衡作用があるんでこの程度の形状変換は整合も楽勝。ビームパターンは少々変わるだろうが気にしない。自信満々で丸化制作へ。丸-丸-丸-丸(^^♪
ほんで、これ、430MHz用
輪ゴムが美しさを阻害、現地組み上げはとってもらくちん♪ 持参したメーカー製八木と比較しほぼ所望の性能が出ることを確認した。
ここ堂平山。なんか聖地なんだそだ。小生こんとき免許後2か月ニューカマー。コンテストの作法も知らず、大先輩風の先約者がオールバンド展開するド真ん前で能天気に運用開始、調子のって4丸君でそのまんま初めてコンテスト参加しちゃいました。ゴメンナサイm(__)m
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