視界良好!西村彗星(C/2023 P1 )いてまうでーー!
昨日、北海道弟子屈町・900草原からのアンドロメダ。
今、士幌にいます。
当選した厚岸ウィスキーを受け取るため、足寄→阿寒→弟子屈→厚岸ルートで勝利の厚岸凱旋。競争率は13倍でした。
道の駅厚岸で世話になった案内嬢に当選報告。えらい喜んでくれました。本人は毎年応募してるのに全然当たらないのだそうだ。ネットの転売サイトでは順調に値上がりが始まっている。
厚岸まで戻ったのはもう一つ目的があった。
先月発見された西村彗星をシバクこと。道東エリアはここ数週間天候悪かったのだが、おらの帰還に合わせピーカンが来た!
この彗星、全国のマニアが狙ってるのだが天候悪くなかなかチャンスが無い。こりゃ北海道にいる暇人の任務だべ。
撮影地に選んだのは、弟子屈町の900草原展望台。
ほぼ地平線が見通せるため、早朝薄明前の彗星仰角(0度~10度)を狙うに絶好ポイント。
薄明が邪魔するので、撮影チャンスは1時間のみ。ミスは許されない。
本番前日入りしてロケハン。準備OK。
暇だったので水道借りて洗車も完了。
深夜AM3時、外気温7℃!、戦闘開始。
外に1分いるだけで手がかじかむだよ。夏だぞ。昼間下界は30℃だったんだぞ。3月以来のFFヒーターをONにした。
彗星追尾は、ASIairとSharpCapProの両建てで実施。鏡筒はRedcat51。
SharpCapの彗星アライメントがしょっちゅーロストして四苦八苦。1月のZTF彗星の時は高高度で長時間追尾できたけど、西村君は短時間勝負、長時間スタックはあきらめた。(あと、おら事後コンポジットはやらない派)
ほんで撮れたのがこれっす。
9/8,早朝。まず西村彗星が地平線から現れるまで、アンドロメダとプレアデス星団でウォームアップ。
↓アンドロメダ大銀河(トップ画像と同じ)
↓プレアデス星団
淡い星間ガスがいーー感じです。
ほんで、本チャンの西村彗星。
↓西村彗星(SharpCap、Gain240、30s、10スタック)
↓右の色かぶりは直下の根室の光害
いやーー、テイルが長い!。焦点距離250mmに入りません。
拡大するとダストテイルとイオンテイルの分離が確認できます。
10日前、釧路湿原展望台で狙うも雲に祟られアウト。やっと西村君に会えました。
9/16には、今度は夕刻、日没直後、西の空の地平線上に見えるはずです。一気に2等級まで増光見込み。仰角5度前後で狙える場所を探します。
あと、900草原からの朝日と、阿寒温泉の近くで撮った雄阿寒岳の動画貼っときます。
↓弟子屈900草原・朝日
↓雄阿寒岳
阿寒エリアは鹿密度がすごいです。
夕べ峠を越える間、数えてみました。路肩からダイブしそうな鹿と横断鹿、計52頭に遭遇。その分だけ衝突予防のブレーキ踏みました。
他にも、キツネ、エゾリス、ネズミがちょこちょこ横断します。
あと、コウモリがフロントガラスで自決、ワイパーに引っ掛かって峠降りるまでにらめっこでした。
北海道の田舎道は皆さん法定速度を守りません。下道のエチケットスピードが80Kmh、それ以下はじゃんじゃん追い越しかけられます。
とにかく1台でも前に行こうという執念が半端ないです。病気です。
知床走ってた時、反対車線から追い越しかけて来た車が、まろ号の正面に突っ込んできて、おらの急ブレーキで正面衝突を回避。
一昨日は、まろ号の1台前を行った軽自動車が鹿に激突。女性だったので停車して声をかけると、大丈夫です、と慣れっこの様子でした。
みんな衝突覚悟で走ってるんだな。恐ろしや。
でも、おらも急ブレーキで車内のポタ電を既に3回ぶっ飛ばしてる((+_+))
これから天候を見て、帯広か富良野方面に向かおうと思います♬。
(^^)/
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