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まろの北海道・東北放浪記 Day131~Day134

2023-11-04 05:09:56 | 北海道放浪2023
北海道放浪は121日で完了しました。
会津から直帰で自宅へと思ってたのですが、、日光にいます。
途中の那須塩原でアキちゃん(高尾太夫)に会って帰ろうと寄ったところ、なんたる偶然、翌日が高尾の企画展開催の初日でした。
半年前お世話になった「塩原もの語り館」にご挨拶。明日から高尾展始まるんで是非と。え?マジスカ!と。
また帰宅が延びた。
会津の剱伎衆の公演にしても今回にしても、何かに導かれるような偶然が続きます。

で、初日、さっそく伺いました。
企画展「塩原高尾~あき、故郷へ帰る~」
高尾の家系の末裔である福島県いわき市在住の馬上家から、最近塩原妙雲寺に移管されたものを含め、14点がショーケースに展示されていました。
ショーケース内は全て撮影禁止のためここに載せることはできませんが、その生々しさと重厚さは、363年の時を超え、今、高尾がそこにいる!感無量の臨場感です。

許可を頂き、展示室の様子を遠方から撮らせて頂きました。


高尾ってなに?って方はこちら↓をご覧ください。
数々の貴重な資料、ネットに上げられないのが実に残念です。
高尾マニアの方は、是非「塩原もの語り館」を訪ねてみてください。2024/1/31まで開催しています。

撮影がダメならばと、14点全てをメモしたので紹介します。

■自筆の巻物(10m超尺)
高尾太夫自筆の巻物。その筆使いの艶やかさ美しい書体を見て感激し巻物の墨跡末に当時の妙雲寺住職大鏡和尚が裏面に署名捺印。
■文庫箱
三浦屋家紋入り蔦紋唐草金蒔絵。三浦屋の「三」の文字に蔦の絵柄が美しい。(蔦はどこまでも伸びていくことから一族の繁栄や長寿を意味する吉兆紋様)
■文箱
蓮蒔絵文箱、正絹組紐の当時鮮明な色合いが見られる。
■蓮
仏教では泥上に汚されない蓮の清浄さを何物にも妨げられることのない修業の理想にたとえて重んじられた。清純無垢に咲く蓮は「悟り」を象徴している。迷いの世界にありながらも清く美しく生きるという意味で用いられる。
■袱紗(ふくさ)
高尾太夫を襲名し初々しい女性の持ち物。金糸で刺された下部との絵柄が目立つ。
■茶壷
漆に金を施した絵柄が美しい。男性が肘をつき庭を眺めている姿が見える。
■掛帯
片方は5mもある。金糸が見られ当時の華やかさがうかがえる。
■緋縮緬(ひちりめん)の片袖
緋色の縮緬だけに当時は濃い縮緬生地でした。
塩原高尾の紋所であるイロハモミジの刺繍が鮮明に残っています。
■化粧小物
化粧道具の一つと思われる。木彫りに色を施した高尾が生き生きして美しい。
■数珠1
赤い石は赤瑪瑙(めのう)と思われる。その他の石は不明。
■数珠2
丸形の竹製の物入れに入っていた。肌身離さず所持していたと思われる。
■物入れ
丸形竹製の物入れ。数珠が納められていた。
■葉書
後の関係者が、高尾(あき)の子孫である馬上家に宛てた葉書。
■巻物
塩釜にある高尾塚建立にあたり撰文者山本北山により撰文した自筆巻物。

来月12月は、塩釜にある高尾塚前でご親族・関係者が集まり供養が行われます。まろも参加予定。

↓アキちゃんが愛した塩原のイロハモミジです。
↓塩原もの語り館前で撮影

露天風呂で紅葉を眺め、塩原を後にしました。
途中、もみじ谷大吊橋に寄ったら、元横綱の若乃花と俳優の昭栄ちゃんにも会えました。なんかの番組の撮影。ずっとまろのライブ配信で流してたので後で切出してアップしようかな。

以下は前回の会津ネタで乗せ忘れたショット。

↓会津藩校日新館の大成館
↓当時の教本等
↓会津藩幼年者什の掟(じゅうのおきて)
最後は皆さんご存じの「ならぬことはならぬ」です。
同じ町に住む六歳から九歳までの藩士の子供たちは、十人前後で集まりをつくっていました。この集まりのことを会津藩では「什 (じゅう)」と呼び、そのうちの年長者が一人什長(座長)となりました。(日新館公式webより)

今、日光。これまた、たまたま東照宮の3日間限定ライトアップ初日にビンゴ。なぜか神前結婚式まで撮影させてもらっちゃいました。
東照宮ライトアップに合わせ抽選で選ばれたカップルが行う公開結婚式です。ネット公開の許可頂いたので次回のっけようと思います。
あと、日テレが紅葉取材に入ってて流れたニュース映像にまろがいるw。この一週間なんとも慌ただしい旅の終わりとなりました。

さあー、マジ帰るぞ!!

(^^)/


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