大学でも高校でも,講義・授業が始まった頃だと思いますが,始まって1週間で学生や生徒は勿論,教員も慌ただしい1週間ではなかったかと思います.
教員側は,もう少し早い時期から会議やらでバタバタしていたかもしれませんが.また,予備校などでもそろそろ授業が始まる時期でもありますが,学校と違って,静かにスタートしたという雰囲気でしょうね.
予備校でも教えていた関係で,分かったことですが,意外と予備校の始まる時期って,遅い感じがします.したがって,浪人することで予備校へ行くとなってから,1か月以上の空白期間があることになります.受験生にとって,その一か月以上の空白期間ともいうべきこの時期の過ごし方も大切な時期とも考えられますが,あまり話題になりません.
私の教えていた予備校では,この時期に春季講座を行っていました.進学高校高校でもこの時期の過ごし方は,受験では大切な時期でもあると,経験上いえるのですが,先生も新学期への会議などで,バタバタして,ある意味一番授業から乖離した時期かもしれません.
授業以外の課外授業や補習授業もまだ始まっていなくて,ひどいのになると連休明けからなんてことにもなりかねません.実際に週1回の課外補習授業で,1学期にできる回数は10回もないくらいです.
さて,この東大新聞は,2月まで受験生を家で教えていて,東大志望でもあったので,大学の生情報を得るための一つの手段として,採っていたものですが,今はその受験生も大学生で,渡す必要もなくなっています.残念ながら東大は不合格でしたが,早稲田に進学して頑張るようです.
高校で進路指導をしていた頃は,毎年東大志望の生徒はいたので,進路指導室でこの東大新聞を採っていましたが,意外と大学の生の情報というのは予備校や受験情報でも少ない中で,リアルな情報源として重宝しました.
予備校などの受験情報も入試に関しては詳しいのですが,大学情報に関しては,意外と少ないのが現状です.その意味からしても,受験情報としての価値は本質的な意味ではかなりあると思います.高校の進路指導室などでも,こういう大学新聞を受験生向けに採って,進路指導室前においておくことで,生徒は「生」の大学情報を得られるのではないでしょうか.