去年ジャンクで300Bのアンプ ICL(現ソフトン)
Model1-300Bを5000円で行き着けのオーディオ屋
さんから購入しました。
球はついていなくて、早速オークションで入手。
中国製のSHUGUANG 300B。これが、なかなかの評判で、値段も
ペアで16,000円でしたので、これにしました。
ドライバー管は6SJ7のメタル管を入手。
現在は、NEC製の6SJ7-GT管を使用しています。
球が届くまで、とりあえず各部のチェック。
球の無い状態では、各部の電圧もきちんと出てるので
これは、球さえ挿せば、鳴るのではと淡い期待を抱いて
待ちました。数日後、球が届いて、早速取り付け
電源ON。おや、トランスがかなり唸る。
電源トランスがかなり小さいので、300Bのヒーター電源で
だいぶ無理をしているらしい。
前の持ち主も、この辺りが気になって手放したのではと
思いました。
とりあえず、バイアス調整をして音を出してみると
ちゃんと鳴るではないですか。
300Bの音は初めて聴きましたが、噂どおりの綺麗な
図太い音で、しばらく聴いておりました。
すると、時々スピーカーからブツブツと言う断続音が。
やはり、部品が劣化しているのか。。。
まず、コンデンサ関係を疑い、またまた部品集め。
近くの部品屋さんには、真空管用の高耐圧のコンデンサは無く
通販で入手し交換。
それでも、治まらない。。。うーん、何だろう。
色々調べて行くうちに、どうやら電源電圧が100Vを切ると
ノイズが出始める事がわかりました。
そのノイズをオシロスコープで見ると、リプルが
出てるようでした。
それから、我が家の電源の状態を調べたら、夜間
一番聴く時間帯(21時~23時頃)の電圧が最低93V
まで下がっておりました。
また、オシロスコープで見ると、スパイクノイズも出ており
これを対策するには、高価なクリーン電源を購入するしか
ないかと諦めかけておりましたが、
幸い近所に電力会社の関係者がいたので、相談したら
すぐに電力会社と連絡をとってくれて、調査を
してくれる事になり、一週間程、電柱と我が家の引き込み
の所に測定器を取り付けて行きました。
一週間後、結果が出てやはり93Vまで下がっています
とのことで、電線が細いのでこの地区の電線を張り替えます
とのこと。w(゜o゜)w オオー!
そんな事してくれるのと、びっくり。
それは大掛かりなので、応急処置で若干高めになるように
してくれました。結局、今年の7月に一帯を停電させて
電線の張替えが行われました。
さて、それでもまだ若干100Vを切る時が有るので、
その対策として昇圧トランスで、5V程持ち上げるようにして、
電圧が下がってきたら、その回路を切り替えるような物を製作
しました。
さて、もうひとつの大きな気になるのが、電源トランスの
ブーンという唸り。トランスのねじが緩んでいたので
増し締めしたら、多少落ち着きましたが、どうにも
解決しません。
諦めて、300Bのヒーター電源を別電源にしました。
自分で製作するのも面倒でしたので、試しに
アマチュア無線で使用している電源をつないで
みた所、これがなかなかで、殆どハム音も出なく
これはいけると思い、専用に一台電源を購入。
アンプと電源の双方に負荷がかからないように、
少し回路を構成して、繋ぎました。
それから、8ヶ月程毎日聞いておりますが、異常もなく
とても素晴らしい音を聞かせてくれております。
真空管のエージングも進み、益々良い音になって
きています。
このアンプに掛けた費用は、
本体 5,000円
部品代 5,600円
真空管 18,600円
安定化電源 9,800円
その他 3,000円(送料や予備部品)
計 42,000円
今のところ一番気に入って使用しております。
このアンプもしばらく頑張って貰えそうです。
Model1-300Bを5000円で行き着けのオーディオ屋
さんから購入しました。
球はついていなくて、早速オークションで入手。
中国製のSHUGUANG 300B。これが、なかなかの評判で、値段も
ペアで16,000円でしたので、これにしました。
ドライバー管は6SJ7のメタル管を入手。
現在は、NEC製の6SJ7-GT管を使用しています。
球が届くまで、とりあえず各部のチェック。
球の無い状態では、各部の電圧もきちんと出てるので
これは、球さえ挿せば、鳴るのではと淡い期待を抱いて
待ちました。数日後、球が届いて、早速取り付け
電源ON。おや、トランスがかなり唸る。
電源トランスがかなり小さいので、300Bのヒーター電源で
だいぶ無理をしているらしい。
前の持ち主も、この辺りが気になって手放したのではと
思いました。
とりあえず、バイアス調整をして音を出してみると
ちゃんと鳴るではないですか。
300Bの音は初めて聴きましたが、噂どおりの綺麗な
図太い音で、しばらく聴いておりました。
すると、時々スピーカーからブツブツと言う断続音が。
やはり、部品が劣化しているのか。。。
まず、コンデンサ関係を疑い、またまた部品集め。
近くの部品屋さんには、真空管用の高耐圧のコンデンサは無く
通販で入手し交換。
それでも、治まらない。。。うーん、何だろう。
色々調べて行くうちに、どうやら電源電圧が100Vを切ると
ノイズが出始める事がわかりました。
そのノイズをオシロスコープで見ると、リプルが
出てるようでした。
それから、我が家の電源の状態を調べたら、夜間
一番聴く時間帯(21時~23時頃)の電圧が最低93V
まで下がっておりました。
また、オシロスコープで見ると、スパイクノイズも出ており
これを対策するには、高価なクリーン電源を購入するしか
ないかと諦めかけておりましたが、
幸い近所に電力会社の関係者がいたので、相談したら
すぐに電力会社と連絡をとってくれて、調査を
してくれる事になり、一週間程、電柱と我が家の引き込み
の所に測定器を取り付けて行きました。
一週間後、結果が出てやはり93Vまで下がっています
とのことで、電線が細いのでこの地区の電線を張り替えます
とのこと。w(゜o゜)w オオー!
そんな事してくれるのと、びっくり。
それは大掛かりなので、応急処置で若干高めになるように
してくれました。結局、今年の7月に一帯を停電させて
電線の張替えが行われました。
さて、それでもまだ若干100Vを切る時が有るので、
その対策として昇圧トランスで、5V程持ち上げるようにして、
電圧が下がってきたら、その回路を切り替えるような物を製作
しました。
さて、もうひとつの大きな気になるのが、電源トランスの
ブーンという唸り。トランスのねじが緩んでいたので
増し締めしたら、多少落ち着きましたが、どうにも
解決しません。
諦めて、300Bのヒーター電源を別電源にしました。
自分で製作するのも面倒でしたので、試しに
アマチュア無線で使用している電源をつないで
みた所、これがなかなかで、殆どハム音も出なく
これはいけると思い、専用に一台電源を購入。
アンプと電源の双方に負荷がかからないように、
少し回路を構成して、繋ぎました。
それから、8ヶ月程毎日聞いておりますが、異常もなく
とても素晴らしい音を聞かせてくれております。
真空管のエージングも進み、益々良い音になって
きています。
このアンプに掛けた費用は、
本体 5,000円
部品代 5,600円
真空管 18,600円
安定化電源 9,800円
その他 3,000円(送料や予備部品)
計 42,000円
今のところ一番気に入って使用しております。
このアンプもしばらく頑張って貰えそうです。
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