私がオーディオに興味を持ち出してから手にした初めての
真空管アンプです。会社の先輩から譲り受けました。
定価40万円だそうです。サウンドパーツと言うメーカーの
アンプで、出力管はE130Lをプッシュプルで使っております。
出力はA級25W+25Wです。
トランスは全てテクトロン製の特注品。ドライバー管は
BRIMAR CV4068を使用。コンデンサや抵抗などの部品はオーディオ用の
高級品ばかり。高い訳だと思いましたが、ある人からはこれだけの
高級部品を使って、この値段なら安いんじゃない?とも言われました。
そうかも知れません。
このアンプは、電源投入後しばらくすると約2分間程電極の共振により
スピーカから小さな音でピー~という発信音が出ます。鳴くという表現
をされている様ですが、問題はないみたいです。
我が家にやってきたのは、今から8年前です。プリアンプは
ビクターラボラトリのP-L10につないでおりました。
プリアンプはトランジスタでしたが、中低域の分厚い音に感動
した記憶があります。真空管は寿命が有ると言う事で、今日は音楽を
聞くぞーっという時だけこのアンプを使い、普段はトリオのL-08Mを
使っておりました。
話はそれますが、このアンプを買った時に、私のスピーカは
フォステクスの12cmフルレンジユニットを使ったバックロード
ホーンと、VICTOR Zero-10F AVの2セットでした。
折角真空管アンプが来たのだから、もう少しマシなスピーカ
をと思い、オーディオショップを覗きに行ったところ、
いきなり店長からこのスピーカどう?あと1セットって言われて
薦められたのがKEF社のRDM2というスピーカでした(1本98,000円)。
小型スピーカの部類に入ると思いますが、言われるまで他の大きな
スピーカが鳴っているものとばかり思っていました。
それで、一瞬で気に入って値段を聞いてまたびっくり。
展示会で展示したものらしいのですが、2本で8万円という
値段でした。手持ちがなくて、いつものツケで貰ってきました。
昨年7月にタンノイのスターリング(TWW)を買うまでは、ずーっと
メインで活躍しておりました。
昨年TU-875を製作し、このE130Lプッシュプルと組み合わせた
ところ、今までとは比べ物にならないくらい音が豊かになり、
トランジスタの品は良いけど少し冷ややかな所がすっかりなくなり
品もよく温もりが有り、中低域の厚みが更に増してこれぞ真空管
と言う音になりました。この時やっぱりプリも真空管じゃなきゃダメ
なんだとつくづく思いました。
この日以降、トランジスタアンプの出番はすっかり無くなって
今では、P-L10はラックの隅で、L-08Mは物置で眠っております。
TU-875を製作して間もないある日、久しぶりにオーディオショップ
を覗いて見ました。そこでまた店長からこのプリ要らない?
って見せられたのが、LUXKIT A3032(CL32のキット版)でした。
あまりに薄いのに真空管プリとの事で、びっくりでした。
値段が63,000円となっていたので、プリは作ったばかりだし
要らないかと思っていたら、4万でいいからって言うので、
えっ、それなら欲しいと言って買ってしまいました。
TU-879Sを製作するまでは、このアンプがメインアンプでした。
TU-879Sや300Bなどのシングルアンプが来てからは、プッシュプル
アンプの出番はだんだんと減ってしまいましたが、音楽ジャンルに
よって使い分けております。
真空管アンプです。会社の先輩から譲り受けました。
定価40万円だそうです。サウンドパーツと言うメーカーの
アンプで、出力管はE130Lをプッシュプルで使っております。
出力はA級25W+25Wです。
トランスは全てテクトロン製の特注品。ドライバー管は
BRIMAR CV4068を使用。コンデンサや抵抗などの部品はオーディオ用の
高級品ばかり。高い訳だと思いましたが、ある人からはこれだけの
高級部品を使って、この値段なら安いんじゃない?とも言われました。
そうかも知れません。
このアンプは、電源投入後しばらくすると約2分間程電極の共振により
スピーカから小さな音でピー~という発信音が出ます。鳴くという表現
をされている様ですが、問題はないみたいです。
我が家にやってきたのは、今から8年前です。プリアンプは
ビクターラボラトリのP-L10につないでおりました。
プリアンプはトランジスタでしたが、中低域の分厚い音に感動
した記憶があります。真空管は寿命が有ると言う事で、今日は音楽を
聞くぞーっという時だけこのアンプを使い、普段はトリオのL-08Mを
使っておりました。
話はそれますが、このアンプを買った時に、私のスピーカは
フォステクスの12cmフルレンジユニットを使ったバックロード
ホーンと、VICTOR Zero-10F AVの2セットでした。
折角真空管アンプが来たのだから、もう少しマシなスピーカ
をと思い、オーディオショップを覗きに行ったところ、
いきなり店長からこのスピーカどう?あと1セットって言われて
薦められたのがKEF社のRDM2というスピーカでした(1本98,000円)。
小型スピーカの部類に入ると思いますが、言われるまで他の大きな
スピーカが鳴っているものとばかり思っていました。
それで、一瞬で気に入って値段を聞いてまたびっくり。
展示会で展示したものらしいのですが、2本で8万円という
値段でした。手持ちがなくて、いつものツケで貰ってきました。
昨年7月にタンノイのスターリング(TWW)を買うまでは、ずーっと
メインで活躍しておりました。
昨年TU-875を製作し、このE130Lプッシュプルと組み合わせた
ところ、今までとは比べ物にならないくらい音が豊かになり、
トランジスタの品は良いけど少し冷ややかな所がすっかりなくなり
品もよく温もりが有り、中低域の厚みが更に増してこれぞ真空管
と言う音になりました。この時やっぱりプリも真空管じゃなきゃダメ
なんだとつくづく思いました。
この日以降、トランジスタアンプの出番はすっかり無くなって
今では、P-L10はラックの隅で、L-08Mは物置で眠っております。
TU-875を製作して間もないある日、久しぶりにオーディオショップ
を覗いて見ました。そこでまた店長からこのプリ要らない?
って見せられたのが、LUXKIT A3032(CL32のキット版)でした。
あまりに薄いのに真空管プリとの事で、びっくりでした。
値段が63,000円となっていたので、プリは作ったばかりだし
要らないかと思っていたら、4万でいいからって言うので、
えっ、それなら欲しいと言って買ってしまいました。
TU-879Sを製作するまでは、このアンプがメインアンプでした。
TU-879Sや300Bなどのシングルアンプが来てからは、プッシュプル
アンプの出番はだんだんと減ってしまいましたが、音楽ジャンルに
よって使い分けております。
今後のメンテや真空管プリ(CDなどの専用でイコライザー無しのバージョンは特注でも安い!)についてもいつでもお受けしております。パワーアンプは真空管の補給も含めてご安心してお使いください。基本的に高信頼部品の多用し、トランスは半永久的ですので、使い続けるほどアンプは長持ちし、真空管を新しくすればアンプも新品になるとお考え下さい。でもE130L球はフル使用で1万時間の長寿命をメーカーが保証していて初期性能が長持ちしますので、まだまだ交換には及びません。1日4時間・年に250日聴いても1年1000時間です。また球の寿命とは定格の75%まで劣化したことを言います。ちなみにこのアンプでは定格の80%以下での使用っですから、2年に1度真空管の抜き差しなどをしてピンとソケットの接触不良を無くせば、もっと長持ちするでしょう。
同じ長野県ですので、当店のフィールド型スピーカーも一度聴きに来て下されば嬉しく存じます。
E130Lアンプ、今でも健在ですよ!素晴らしいアンプです。今では、アンプの台数も増えてしまって、聞くジャンルや時間帯、その日の体調気分により、それぞれ使い分けております。
E130Lアンプに添付されていたマニュアルに従い、半年から一年に一度、真空管の抜き差し、テスターによる電圧測定など行っておりますが、数値の変化は殆ど有りません。
このアンプの前オーナーさんは、私の会社の先輩です。サウンドパーツ様のよくご存知のかたです。前から、その方と一度お伺いしたいと思っておりました。そのうち、是非お邪魔させて頂きたいと思います。フィールドスピーカの音も是非聞いてみたいです。