ギター弾きのひとり言

ギターと音楽が趣味の私のひとり言を気が向くままに書いています。

タイムスリップ

2007-09-09 | オーディオルーム
オープンデッキを部屋の隅に追いやってどれくらい経つのだろう?
かれこれ10年以上は間違いなく経っていると思います。
昨日、友人宅に遊びに行き、そこでオープンデッキが
置いてあって、友人も何年ぶりかに引っ張り出して
きたようである。
それに刺激されて、私も引っ張り出してみました。

埃がだいぶ積もっていて、リールからお掃除。
それから、ヘッド、キャプスタン、ピンチローラなど
クリーニング。電源が入るか心配でしたが、ちゃんと
入って、先ずは一安心。
録音済みのテープを出して来て、さて何が録音してあった
かなぁと、ワクワクしながらデッキに取り付け。
さて、どうやってテープをセットするんだっけ?
そこから始まりました。以前は難なくやってのけて
いたのですが、なかなか空リールに巻きつかなくて
悪戦苦闘。そのうちに要約コツを思い出して無事
装着できました。

PLAYボタンを押した途端、ガシャンと云うメカ音と共に
テープがスタート。。。あれ~?なんだこの太くて
鈍いサウンドは。。。あっ、テープ速度が合ってない!
テープ速度を38に切り替え、再度PLAY
(ノ゜ο゜)ノ オオオオォォォォォォ-
凄い音だ~~~。なんと豊かで、厚みのあるサウンド
なんだろう。
しかも、いきなりサラヴォーンのヴォーカルで、
あれ~~~?これ自分が録音したのか?
思い出せない。たしかその頃はまだジャズヴォーカル
やスイングジャズなどは、何も持ってなかったはず。
誰かに貰って、そのままお蔵入りになってたのでしょう。。
いやはや、このテープが早く引っ張り出して聴きなさい
と言わんばかりに私を動かしたのかとさえ思いました。
数本、ジャズのテープが出てきて、嬉しくて
すっかり聞き入ってしまいました。
幸い、転写も殆どなくて、クリアで重厚なサウンドを
楽しみました。
新品未開封の10号テープも数本あるので、今度は
レコードから録音して、楽しもうと思っています。

CDやDVDのデジタル機器ががスタンダードとなっている現代
において私の部屋の中は、真空管アンプやレコードや
オープンテープが並んでしまい、昭和の時代へ
タイムスリップしているかの様です。

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