特徴を3つ紹介します
①コミュニケーション障害
②空気が読めない、相手の気持ちを察することが出来ない
③想像力の障害
また、タイプが3種類あります
一方的タイプ〈自分の興味関心を他人の興味関心に関係なく一方的に話し続ける〉
受け身タイプ〈言われないと動けない、何もできない、断れない〉
独立タイプ〈他人に全く興味関心がなく自分の好きなことに没頭している〉
①コミュニケーション障害
言葉によるコミュニケーションが苦手です。
(長い話し言葉、口約束、否定文、比喩的な言葉、冗談、皮肉)
口頭で何度も説明するよりも活字か絵にしてもらえるとスムーズに理解できます。
口約束「明日までに○○をやってくるように」・・・など記憶に残らない為忘れたと思われる。
否定文より肯定文の方が受け入れやすい
〔ダメと言われると、じゃあどうすればよいか・・がわからない〕
比喩的な言葉は、言葉通りに受け止めてしまいます
「手が放せない 骨が折れる 鼻が曲がる」などあげればきりがありません。
これら特徴によって、先生にからかわれたりバカにされたりするのをきっかけに、周りからもからかわれ、イジメにつながることも少なくありません。
冗談も同じようにまともに聞き入れるので、ムキになったり考え込んだりします。
また、周囲が冗談を言って笑いあう様子を見ていて 何が面白いのかさっぱり解らない・・・といったこともあります。
②空気が読めない、察することが出来ない
その場の空気、相手の表情や気持ち、人との距離、音、時間、力加減などです。
相手の気持ちを考えながら気を使った事が言えないので、思ったことをストレートに言ってしまい、傷つけたり、傷ついたりする。
③想像力の障害
物事が予定通りに進まないとその先が想像できないため極度の不安に陥ります。
家具の配置、担任の先生、転校など、場所が変わると落ち着かなくなります。
自分の生活パターンにこだわりがあり、これを崩されるとパニック状態になります。
スケジュールを頭の中で組み立てることが苦手なため、自由時間などどうしていいかわからなくなりますし、○○しながら○○するのも苦手で、1つずつ終わらせます。
また、遅刻の常習犯になることも少なくありません。
次に何が起こるか・・・という想像力を働かせることが苦手なため、パターンや決められたことを好むのです。
そして取りかかる前に「終わり」をきちんと伝えること(何時になったら終わりか、どこまでやったら終わりか)も、彼らの安心につながります。
苦手なことばかり列記しましたが、類い希な能力や集中力で普通では考えられない才を持っていることが少なくありません。
また、目からの記憶力が優れており、まるで写真で撮ったように頭に残っている子も多くいるようです。