子供はよく嘘をつく
それは「相手を驚かせたい」「喜ばせたい」ものから「バレないように」「その場しのぎ」のものまで様々だ。
負けん気が強い子は「俺の方がもっと凄いものを見つけた」というような嘘をつくだろう
しかしそんなものは自然と言わなくなる。
問題なのは
「叱られるのが怖くて」つく嘘だ
厳しい親に育てられると「言い訳」や「嘘」をつかなければならなくなる。
そうです
「つかなければならなくなる」のです
嘘をつかせているのは親なのです。
そして子供は、嘘をつかなければならない自分に「寂しさ」を感じているのです。
この「叱責」に対する恐怖は、身体の奥の方に染み付いて、大人になっても取れることはありません。
大人になってもなお叱られることに、強い恐怖を感じるのです。
そんなわけで大人になっても「誤魔化し」たり「言い訳」をしたり、「嘘をついたり」するのです。
自分は悪くない!どうか怒らないで!!と震えるのです。
子供が未熟だと思うなら尚更、「叱る」のではなく「伝えて」ほしい。
「恐怖」で言うことをきかせるのではなく、「工夫」や「トンチ」で子供を諭して欲しい。
そして「出来るまで待って」あげてください。
叱責は親の怒りの発散でしかない
と思っている。