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不登校や発達障害について言いたいことを書きまくる

喜びと悲しみ、そして怒り

2021-07-13 15:16:00 | 日記
人間の感情には「喜び」と「悲しみ」そして「怒り」がある。


人が傷ついたり、騙されたり、苦しんだりしている姿を見て「悲しい」と感じる情を育てるにはどうしたらいいか


それにはまず「喜びの共有」が必至の条件なのだ。

言われてみれば、子供はある時期になると
「見てて!」を、しつこいくらい繰り返す。

「こんな事が出来るようになった!!成功するか見てて!!」という事だ


「補助なしの自転車が乗れるようになった」
「縄跳びが連続○○回出来るようになった」
「こんな虫を捕まえた」

など、成長する度に、親とその喜びを分かち合おうと声をかける。


この喜びの共有が満たされて初めて、次のステップである「悲しみの共有」へと向かうのです。

この順序が逆になることは絶対にないらしい。


さて

では、喜びも悲しみの感情も育まれなかった場合はどうなるのか


そうです

「怒り」の感情だけが大きく育ってしまうのです。



子供が「見てて!」と、笑顔を見せた時はその手を休めて喜びを共感していただきたい。

「凄いね!」「上手いね!」と子供の成長に感動していただきたい。

そうすれば子供は「悲しみ」がわかる子になるのだ。


ひとつ注意していただきたいことがある。

それは「親が与えたノルマ」をこれに当ててはいけない。という事だ。


過干渉の親は、おしなべて自身が用意したノルマが出来た時に過度に褒めたり、褒美を与えたりする人が多い。

テストの点数が良かった
水泳で賞を取った
野球でレギュラーになった


子供が自ら進んで取り組み、自慢げに話してきたことなら大歓迎だが、親が押し付けたノルマを達成した時にやたらと喜ぶ親は要注意だ。

「お宅のお子さん凄いわね〜」
「どうやって育てたらそんな立派になるの?」

などと言われ、まるで自分が褒められているかのように「そんなことないわよ〜」と言いながら、心の中で高笑いしている声が聞こえる。

子供はあなたのブランドのバックではありませんよ!と警告したい。


あなたの欲しがる子供の成長と、子供が自慢したがる成長に差があってはいけない。