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不登校や発達障害について言いたいことを書きまくる

アスペルガーママの取り扱い説明

2021-07-08 08:54:40 | 日記
私が以前住んでいた町での話。

引っ越してすぐ、子供のために「ちびっ子サークル」に入った。

「初めまして」のその時に、初めて会ったお母さんから言われた一言が忘れられない

「ご主人仕事何してるの?」

私はすぐに気がついた。(あ、この人は自閉スペクトラム症アスペルガーの人だな…ウフフ)

初めましての時には、「どちらから越されて来たのですか?」「お子さんはお幾つなんですか?」の質問が相場だろう…

突然旦那の仕事を聞く人はまずいない。


このお母さんも凄いが、子供も凄い。

朝の5時に友達の家に電話をかけるのだ。
「今日遊びに行ってもいい!?」


たとえ田舎と言えど5時は早い

そして電話を受けた母親が、「今うちの太郎(仮名)は、熱があるから今日は遊べないんだ、ごめんね」と謝る。

すると「うんわかった!」と言って電話をガチャ切りする。

ここまででも面白いが続きがある。

次の日、また5時に電話が鳴る

「今日遊びに行ってもいい!?」

……「まだ熱が下がっていないから今日も遊べないんだ、ごめんね」と続く

そして次の日も同じ事が繰り返されたのだ。


電話を受けたお母さんが陰で言う…
「ちょっと常識ないよね」と


まぁ普通はそう思われるのも仕方がない。

私は一連の話の流れを聞いて笑いそうになるのを堪えながら

「電話は7時を過ぎてからかけてね」
「熱が下がって3日たったら遊べるよ、その時は電話するね」

と伝えたら解決すると伝えた。


彼らは「はっきり具体的に」言ってもらわなければ分からないのだ。

それを陰でコソコソ言われるなど想像すすらしていない。

何が悪いのかさっぱり分からないのだから


言われたその子はきっちり7時に電話をするようになる。
自分の都合で遊べない日は電話は鳴らない。

今では超難関校に入学した天才だ
しかも兄弟全員😂


ママ友の中に1人でも理解者がいれば、陰口がなくなる。


ぜひ、私のブログを読まれたあなたに、その1人になっていただきたい。









2021/07/08

2021-07-08 08:53:00 | 日記
自閉スペクトラム症の話を中心に書いてきたが、実を言うと得意とするのはADHD

なぜか

それは私が強烈なADHDだからだ

多動、衝動性、不注意…

どのくらい多動かというと、ジムではほぼ毎日12キロ走っているのもあるが、平均して一日2万歩は超えている。座ってご飯を食べることが殆どない。

衝動性についても、思い立ったらすぐ契約。我慢ができない。「失敗するかどうか、やってみないと分からない!」がモットー。

不注意はもっと酷い。
引き出しの中はぐちゃぐちゃ、忘れ物もしょっちゅう。車の免許は未だかつてゴールドを頂いたことがない。


今までは、これらを全部自分の「ダメなところ」だと思って、「直そう直そう」と、努力してきた。
しかし、どんなに気をつけても「直らない」のだ。

繰り返し叱られましたし、叩かれました。

よって私には自尊心なんてものはありません。
嫌だと言えないし、言い訳も山ほどする。嘘もつきましたし、拒食症も経験しました。アルコールに溺れ、夜遊び歩き、万引きもしました。


😅こんな暗い話はさておいて、

これらは全て、「自分の努力不足によるものではない」と、解った時、身につけていた鎧がバラバラと床に落ちた瞬間でした。

そうか!自分はADHDだったのか、そして二次障害で苦しんでいたのだ!!と

涙が溢れ、過去の自分を抱きしめたくなりました。

これからは自分の特性を理解して、それを「可愛さ」に変え、人に助けてもらいながら生きていこう…

そしてスケジュール忘れなど、人に迷惑をかけるものは、「自分は絶対に忘れる」のだから、「後で」と言わず、「直ぐに」メモしてアラームを設定しよう!と、 こう思ったのです。

これらを素で出来るようになるには4年ほどかかりました。
もちろん今でも携帯そのものを忘れるので、アラームに気づかず忘れることもあります。


しかし超絶に生きやすくなりました。

引き出しがぐちゃぐちゃでも、大事なプリントは冷蔵庫に貼って、私だけでなく周りの人にも注意してもらう。

「私は絶対に忘れるから電話をくれ」と友達に頼む。

「私は忘れるんだ」と受け入れることで、対応策がうまれる。

人に頼むことで、感謝をし、私に出来る「行動力」でお返しをする。

自分で言うのもなんですが、ADHDには「行動力」や「愛嬌」、「アイデア」や「笑顔」があります。
これらの特性を最大限活かし、「おっちょこちょい」や、「うっかり」を「可愛らしさ」に変換し、人に愛される「助けてあげたい」と思われるようになればいい。

自分の出来ないところを「隠す」のでは無く、「晒す」事で、「仕方がないな」「手伝ってやろう」と思われるようになりたい。

そのためには、みんなに感謝をして、自分の得意な分野で恩返しをする。
相手の素晴らしいところを見つけて言葉で伝える。

出来ないところを「諦める」のでは無く「助けてもらう」事で、人生が2倍になる。


頼り頼られる人生は、その人を豊かにしてくれるのだ。