2019年、内閣府の発表によると
40~64歳のひきこもりが推計61万3千人
15~39歳のひきこもりは推計54万1千人
いるそうだ
こんな数字は氷山の一角だろう
「はい!私はひきこもりです」などと教えてくれる人の頭数を数えても参考にならない。
高齢者のひきこもりもそうだが、人との関わり合いがあまり好きではなく、「一人でいる方が気が楽だ」「ほっといてくれ」と、思っている方が殆どではないだろうか…
そして「高齢者のひきこもり」は、その子供や孫からの電話やメールを楽しみにしている。
だったらしてやればいいではないか。
無理やり家から引き出して、○○サービスなどにバスで連れ回し、歌など歌って何が楽しいんだ?!と言いたい。
問題なのは「子供達のひきこもり」
ずっと無理をさせ続けた結果、自信を無くしただけでなく、人との関わり合いに不安と恐怖を感じている子供達。
沢山の人に愛し愛される経験を奪われた子供達は、引きこもって自分を慰めているのです。
無理やり出したらどうなるか
ヤドカリのように固く固く縮こまり、出てくるどころか、余計に奥へと引っ込んでしまう。
それでも無理やり出そうとしたらどうなるか
自殺をするか他殺に走るか、家庭内暴力に変わるのか…性格によります。
臨月前に赤ん坊を無理やりお腹から出したらどうなりますか?
あらゆる処置をしなければ死んでしまう
それと一緒です。
自分の傷を自分で癒し、出てくる力を蓄えているその途中で無理やり出したら、余計に悪くなります。
引きこもってても別にいいじゃん
家におらせてあげてくださいよ
温かいご飯と無条件の笑顔で
ゴールを決めずにサポートしてあげて欲しい。
いつまでもいつまでも
子供の気が済むまで
今まで無理をさせてきた利子だと思って
完済するまで出してはいけない。
押しても引いてもダメならば、横に並んで待ちましょう。