春に植えたブルベリーの実が熟しました。
小さなお皿にいっぱいだけですが、自分の庭になるとうれしいものです。アイスの植えにトッピングしてみましただ、アイスクリームの味に負けたのか、ブルーベリーそのもの味はあまりしなかったような・・・・それに初めて知りましたが、ブルーベリーの実って中は白かった!!種類にもよるのだろうけど、予想外でした。
そうそう、おととし買った小さなシクラメンが蕾をつけました。これといったお世話もせず、必要最低限の水だけやっていたのに、小さな葉を2~3枚つけまま生き続けていました。ですが、いつのまにか蕾がすっくとのびていました。
この姿をみていて、ふと近頃頻繁におきている無差別殺人のことを考えてしまいました。
「親が相談にのってくれなかった。」「仕事が思うようにいかず、世の中がいやになった」
「誰も相手にしてくれなかった」
親のせい、世の中のせいにして、尊い命を意図も簡単に奪った犯人たち・・・
家で蕾を付けたこのシクラメンは、何の文句も言わず、ただただ、自分の命を全うすべく、美しい蕾を付けました。こんな小さな命のけなげさが、たまらなくいとおしいというか、輝いて見える私でした。
自分の悲しみや憎しみに目がくらんでしまった犯人たち。
探せば、世の中にはこのシクラメンのような小さな命の輝きをたくさん見つけることができるのに・・・
それに気付くことができず、人の命や自分の人生の価値すら、尊ぶことができなかった。なぜなんだろう・・・・答えがでない、悲しく苦しい問いを繰り返しています。