最初に映画を見てから、こちらの本を読みました。学校にいけなくなった女の子とそのおばあちゃんと日常を描いた美しい作品です。
おばあちゃんという人がとても素敵です。
森の中の一軒家、ハーブを植えた庭、鶏小屋・・・・亡きおじいちゃんの思い出のたくさん詰まった家に一人静かに住んでいます。孫娘に、魔女修行と称して、一日一日暮らしていくその日々の営みの美しさ、強さを教えていきます・・・
ラベンダーの上に、洗ったシーツを干し、裏庭のワイルドベリーのジャムを大なべで煮たり・・・おばあちゃんの毎日は、厳かで美しいのです。
映画も原作のイメージをとても丁寧に描いていて、良かったです。イギリス人の女優さんが演じていらっしゃいましたが、とても美しいおばあさんでした。
こんなおばあちゃんになりたいな~そんな気持ちになる一冊であり、映画です。