2023年 もう半分過ぎてしまいましたね
8月で 俳句を始め、まる3年がたち 4年目に突入となります。3年のまとめとして、大きなご褒美もいただけましたので、実り多い 半年となりました。また、句会の機会やたくさんのお仲間にも恵まれ、ありがたいなと感じております。感謝の気持ちを込めながら 自選10句まとめてみました。感想などいただけたら、うれしいです
咳の子の涙に湿るぬいぐるみ
除雪機の遠吠え胡桃パン焼く夜
雪しろの匂い舐めとる夜の猫
羊駄や贄となる日の春の雲
贖罪や虻しぎしぎと脚を擦る
惑星の欠片を拾う潮干狩
乳臭き吾子のてのひら春の昼
翡翠はみずのわりかたしっている
口笛のならぬ唇五月富士
平鰤や今日のハリスは15号