今日は 俳句ポストの 「寒海苔」人選・並選の発表でした
仕事を済ませた午後に 見に行ってみると
私の句は人選に2句 はいっていました 「うれしい!」というより え???
見間違いかもの知れないとおもって もう一回見直ししたりして じわじわうれしくなってきました
どくだみさんから 「おめでとう」とコメントを頂いて やっと実感が湧いてきました。
今回は今までの投句の中で八句と一番多い投句でした。目標は 類想から少しでも 離れた句を作ること あとは類想だけど 「黒」にこだわって句を作りました。結果 類想から離れようとした句は全部没でした。
寒海苔の黒や白き指の痛み
これは「黒」にこだわって作った句です。のりを摘む手がかじかんで 指が白くなり動きも鈍くなり痛くなっても海苔を摘む様子を詠みました。白い指で摘み取った海苔は 黒々と濡れて光っている。黒光りした海苔の様子にあえて黒を使ってみました。
寒海苔やぽっくり死ぬる日の朝餉
この句にも類想ワード 朝という時と食事を表す朝餉という言葉を使いました。食べておいしかったという意味の句が多かった中で 「死ぬる日」を出したのがよかったのかな?
この句は私の理想の死に方、ぴんぴんころりを句にしたものです。寒い冬の日 寒海苔の佃煮を白いご飯にたっぷりかけて頂いて満足した そんな日にぽっくりとあの世に行けたら幸せだなあという句です。
この句は一番最初に さらりと浮かんでできた句です。いつも難しい難しいと季語と格闘し、時には眉間にしわ寄せ悩みながら考えることも多いのですが、この句は 「あら、面白いのができちゃった💛 ウフフ」と笑ってできた句です こういう俳句の生まれ方もあるんだなあと思いました
選んでいただいた句は どちらも「寒」につながるイメージがありました。季語道場の中に 寒海苔、新海苔との違いなどなるほどなあと思うことがたくさんあり 勉強になりました。
今年一番 最初から 良い結果を出せたことがとても幸運に思います。ただの幸運に終わらないように また頑張りたいと思います。
対句になってて僕は1句目が好きですね。黒と云う
類想ワードを上手に白と対比させてる。
2句目は「スルッ」と簡単に出てきたとか!沢山作って
いる証拠ですよね。沢山ストックがあるから自然と出
て来るようになります。
広ブロ俳句部の勉強句会も投句お願いしますね。
二つ並んで句とお名前を見つけたときは、仲間としてとても嬉しかったです!
黒と白、生と死の対比が効いていますよね。さすがだなぁ~と思いました。
年明けから幸先いいですね。(*´▽`*)
お名前を拝見して嬉しくなってしまって、思わず書き込んでしまいました。
でも先走ってしまいすみません。
こちらのブログを見てから書き込みをすればよかったですね。
「白い指」で冷たさ、痛さの表現は凄いです。
私も海苔を摘んだ冷たさの句を詠んだのですが、冷たいと書くと季重なりですし。
「白い指」とは思いつきませんでした。
レイノーなのに(^^ゞ
そしてそれによってより一層黒が引き立つ。
素敵な句ですね。
私、もう一つの句もいいなぁと。
美味しい物をいただいて、静かに眠るように、って理想ですね。
それだけ寒海苔の美味しさと、普段の生活の豊かさとが溢れていて・・・いいなぁ
たくさんの句を作ることが 知らず知らずに力としてついてきているなら うれしいなあ
今少しずつですが続けている練習があって3か月続けられたらお知らせします(笑)
自分の名前が続けて出てきて(私の名前長いし(笑))
え??でした。昨日はほんとうにびっくりのドキドキでしたが macoさんはじめ俳句部の方におめでとうって言われて だんだんに本当にうれしくなりました ありがとうございます 何度も言っちゃう(笑)
黒を使って句を作るというねらいがあってそれを評価されたのは自分の意図を認められてうれしかったです。「ぽっくり」も macoさんに指摘され 「そうか 生と死が対なっている」とあとから気づきました 理想の逝き方なんです 私の・・・おいしいものを食べて 笑って逝くことが(笑)
気持ちいいでしょ!
黒と白の対比もいいし、ぽっくりは文句なし!
類想をうまーく使った好句ですよね!
どくだみさんのおめでとうを読むまで なんか本当にしんじられなくて 何かの間違いか?次に見に行ったら消えているんじゃないかと真面目に思いました。どくだみさんがおめでとうっていってくれてるなら本当だとおもったんですよ。(笑)
さて 冷たくなると顔や指などが 赤くなる人と白くなる人がいるようですね。私は 白くなる人です。特に 足の指は 冬のおでかけのあとはしろ~~く冷たくなっています。そんな実態が今回の句によく働いたようです。
「ぽっくり」の句は 60を超え母の亡くなった年に近づいてくるにつれ 自分の最期を考えることが多くなったのでできた俳句だと思います。どう考えても 残された時間は 今まで生きてきた時間よりも短い時間のはずです。今生きていることを大事に 贅沢ではないけど満ち足りた心豊かな生活大事にしたい そんな思いが私の心の背景にあるのかもしれません
今は本当にうれしいし、気持ちよくなりました(笑)
ずいぶんと悩まされた類想が今回は味方してくれました。類想から逃れようとした句は ぜんぶボツでした。今回は 寒海苔の「黒」に焦点を当てることを目当てにして作りましたので句を考えう方向性にOK出してもらえたようでうれしかったです。
おいしいものでおなか一杯になって「ああ、おいしかった。次の御飯はなにかなあ」なんて逝けたら最高です。