6月14・15・16日は北海道神宮祭です。子供の頃は、クリスマスについで、楽しみにしていた日です。学校は2時間で終わり〈それも避難訓練だけ)、家に帰ってくると着物を着せてもらいました。着物を着て、お小遣いをもらって、ぴ~ひゃら、ぴ~ひゃらと笛の音が聞こえてくると、妹たちと音の笛を追って、走っていきました。
夕方は父が帰ってくると出店が出ている中島公園に連れて行ってもらいました。そこで、売っているものがきらきら輝いて宝物のようでした。そして、年に数回しかないけど、外食してかえってくるという最高の日でした。
出店で買ってきたものは、枕元に並べて眠るのですが、次の日目覚めてそれを見ると、昨日の夜はあんなに光り輝いて見えてたものの光がすっかり消えていて、ただの「もの」になっているのを子供心に不思議な気持ちで眺めていました・・・・
子供が小さい頃は、お祭りに出かけてものですが、ここ数年は出かけることはなくなりました。でもお祭りの日の、懐かしい興奮は心の奥底に残っています。
お祭りのときに、必ず母が作っていたのが、お煮しめとお赤飯・・・あの頃は、しぶしぶ食べていたけれど、お祭りに行かなくなった今でも、お赤飯とお煮しめは作るようにしています。
北海道のお赤飯、甘納豆が入るんですよ。初めてこちらのお赤飯を食べる方は、「甘い!」とびっくりされます。家のだんなさんもそうでした。神戸生まれの彼は小豆のお赤飯が普通です。結婚したては、だんなさんに合わせて作りましたが、この頃は甘納豆入りのお赤飯が主流となっています今日のお赤飯は、小豆と甘納豆のダブルです。甘党の私はこれに、栗の甘露煮をいれてトリプルお赤飯にすることもあります。〈笑〉
お昼は簡単に済ませたので、おやつにパンを作りました。シナモンロールとミニ食パン。
去年みた「かもめ食堂」という映画のまねをして、シナモンロールとコーヒーのおやつです。