多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

奥秩父の前衛、乾徳山へ

2016-07-12 19:40:12 | 山のこと
11日、仕事の下見を兼ねて奥秩父/乾徳山(けんとくさん・2031m)へ。

乾徳山は、山梨県山梨市に位置する。山梨といえば甲斐、甲斐といえば武田信玄(たけだしんげん、1521-1573)だが、信玄公の菩提寺となっているのがお隣り甲州市にある恵林寺(えりんじ)。『新日本山岳誌』(日本山岳会編著)などによると、乾徳山の岩場で修行した臨済宗の僧・夢想疎石(むそうそせき、1275-1351)がこの恵林寺を創建し、山号を乾徳山としたという。

登山口の徳和にある乾徳山大権現の里宮をはじめ、国師ヶ原、疎石が座禅したと伝えられる座禅石、剃刀岩、天狗岩などの奇岩、錦晶水や銀晶水…山中の随所に「信仰の山」の名残を見ることができる。

累々と積み重なる岩がピラミダルに、奥秩父を守る前衛峰のようにそびえ、森、草原、岩場と変化に富んだコースも相まって、現在は登山者に人気の山に。


国師ヶ原より乾徳山(左上)を望む。










山頂

残念ながらガスに覆われ、360度?の展望は得られませんでした。が、涼しく、静かなひと時に。(笑)


シモツケ(下野)


コメツツジ(米躑躅)…かな?

来る暑い夏を乗り切るために…

アキアカネ(秋茜)も、標高の高い山へ上がってきています。
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