多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

映画『ROCKET MAN/ロケットマン』

2019-09-11 20:29:45 | 日々のこと
…を観ました。

といってもSF映画などではなく、イギリス出身で、1970~80年代を代表する世界的な人気歌手ELTON JOHN/エルトン・ジョンの半生を描いたミュージカル作品。エルトン・ジョン本人による制作総指揮の下、昨年大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けたデクスター・フレッチャー監督の手によるもので、8月23日から公開されています。



不世出のメロディメーカーとして数々の名曲を残し、グラミー賞も5度受賞したエルトン・ジョン。私も、美しく温かみのあるメロディーラインと飾らないボーカルが大好きで、家にいる時は今でもCDを引っ張り出して聴くことがよくあります。世界で最も成功したアーティストの一人でありながら、どことなく親しみやすい容姿と雰囲気も相まって、ホッとできるのです。

その一方で、幼少時の家族との満たされない関係や成功してからの孤独、薬物依存に同性愛など、深い悩みや苦しみにさいなまれ続けてきた人生であったことは、様々な情報からある程度知ってはいるつもりでしたが…この映画では「ここまで明かすの?」というほど、そのつらい内面と実生活を描いていました。世界のスーパースターも、私たちと同じ、いや、それ以上の苦悩を抱えて生きているんだということがひしひしと伝わってくる「人間賛歌」(フレッチャー監督)のドラマでした。

もちろん、ミュージカル作品だけに全編を彩るエルトン・ジョンの名曲が美しくて、楽しくて、格好いい!「ROCKET MAN(I THINK ITS GOING TO BE A LONG LONG TIME)/ロケット・マン」「YOUR SONG/僕の歌は君の歌」「CANDLE IN THE WIND/風の中の火のように(孤独な歌手ノーマ・ジェーン)」…これらの歌の誕生秘話が描かれているのも、ファンとしては見逃せません。もちろん、ファンでない方も「あ、この曲知ってる!」という場面に出会えるはず。

個人的には、スターへの道が開けた米ロサンゼルスの登竜門的ライブハウスでのシーン-「CROCODILE ROCK/クロコダイル・ロック」のパフォーマンスは鳥肌もので、感動で身体が震えました~💦

興味のある方は・・・「ROCKET MAN/ロケット・マン」公式サイトを、まずご覧ください!

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