3日、奥多摩/三頭山(みとうさん・1531m=中央峰)のガイドを行いました。西多摩郡檜原村・数馬の湯の「温泉登山」7月。
今回のテーマは、「標高差1000mに挑戦!~奥多摩湖から三頭山」。同山屈指の長大なヌカザス尾根から山頂を目指しました。このコースは、都民の森が整備された檜原側に比して急登とアップダウンに富み、登りに使う人は少ない反面、ダイナミックで静かな登行、高度を上げるにつれてミズナラやブナの原生林へと次第に移り変わる森林(もり)の姿を楽しめる。「達成感」を味わえるのも大きな魅力。
10:00 奥多摩町・奥多摩湖畔(標高560m)を出発。曇り、気温19℃。
イヨ山(979.1m)
ヌカザス山(1175m)
ヌカザス山南直下にある、同尾根最大のブナ(橅/ブナ科)にパワーをもらい…
オツネノ泣坂の急坂をクリア。
入小沢ノ峰(いりこざわのみね・1302m=写真)でひと息入れた後、13:50三頭山の最高地点・中央峰へ一気に。
東峰展望台より…
三頭山とともに「奥多摩三山」の御前山(ごぜんやま・1405m=左奥)、大岳山(おおたけさん・1266.5m=右奥)を望む。16℃。
15:30 檜原都民の森に下山。参加された皆さんの足並みが揃っており、所要時間は予定通りの5時間半。心配していた雨にほとんど降られることなく、尾根を吹き抜ける涼風とともに、なかなか爽快な山行でした。お疲れさまでした。
檜原都民の森でヤワタソウ(八幡草/ユキノシタ科)が満開。
東京都レッドデータブック(東京都の保護上重要な野生生物種)で絶滅危惧種に指定。三頭山は、このヤワタソウの東京での数少ない自生地です。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます