多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

高尾山と奥多摩水源の森へ

2016-06-04 11:17:53 | 自然のこと
5/31~6/1日、多摩/高尾山(たかおさん・599m、八王子市)と奥多摩水源の森へ。広島から上京した母のガイド?

初日の高尾山は、花を期待して沢沿いの6号路へ。約6年ぶり。


あいにくの曇り空で、富士山は望めず…。


お目にかかれた花は…

セッコク(石斛=樹上の白い花)

イナモリソウ(稲森草)

ウリノキ(瓜の木)

ヤマボウシ(山法師)

…のほか、サイハイラン、フタリシズカ、ヤマアジサイ、エゴノキなど。日本全土にある植物種の約3割、1300種が現在も見られるという「奇跡の山」だけに、短いコースながら晩春の野草や樹木の花を多く観察することができました。

翌日は奥多摩水源の森へ。

標高約1000mにある檜原都民の森(ひのはらとみんのもり)。

南秋川の源流部にかかる三頭大滝(みとうおおたき)。落差約33m。

南秋川源流部の山々を望む。


サラサドウダン(更紗灯台)


奥多摩湖(小河内貯水池)

小河内貯水池(おごうちちょすいち)は、1957(昭和32)年、都心から西に約65㎞、東京都西多摩郡奥多摩町の標高530mの場所に、多摩川の流れをせき止めて造られた。竣工当時、水道専用貯水池としては世界最大規模で、現在も日本最大級を誇る。完成当時、東京の水源は主に多摩川水系に依存していたが、現在は都の水源の約20%を占める。利根川水系の渇水時や事故時には放流量を増やすなど、安定給水の確保に重要な役割を果たしている。



その貴重な水源を支えるのが、東京都と山梨県の一市一町二村にまたがり、標高500~2100mの間に広がる東京都の水道水源林(都有地)。広さは、東京都全体の面積の約1/10にあたる約21600㌶(東西約30.9㎞、南北19.5㎞)で、主としてブナやミズナラなどの落葉広葉樹林、カラマツ林などからなる。四季折々の季節変化に富むだけでなく、ツキノワグマやニホンカモシカなどの動植物も多く生息。水源涵養、土砂流出防止、水質浄化、環境維持の面で、東京都民の生活に多くの恵みをもたらしている。
※『東京都水道局HP』ほか参考

「ここもれっきとした東京!」と案内すると、母は、標高2000mに達する奥多摩の高い山と深い谷に、「広島では見られない」と感激していました。

長距離の日帰りドライブを経て辿り着いたこちらのお店(青梅市)。

「ゆずの葛切り」は、冷たくてツルツルの食感とさわやかな柚子の風味が、絶品でした!税込925円也。(笑)

お母さん、上京してくれてありがとう。お疲れさまでした!

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2 コメント

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Unknown (やまぼうし)
2016-06-05 23:00:03
母の日のいいプレゼントができましたね。
私も時々親子で歩いてます。
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ありがとうございます! (しぶやまさみち)
2016-06-06 19:00:56
やまぼうしさん

母は高齢ですので今は山に登りませんが、自然が好きなので、とても喜んでくれました。

やまぼうしさんも、親子で歩かれるなんて良いですね。
返信する

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