多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

江戸の時代に想いはせ

2018-07-08 14:00:49 | 檜原村のこと
~ふるさと広島をはじめ、今回の大雨で被害を受けた西日本各地のすべての皆さまに心からお見舞いを申し上げます。今のところ、私のつながりのある人たちからは無事の報告をもらい安堵していますが…広島市内では4年前の8月にも豪雨による大規模な土砂崩れが発生し、77人もの方が亡くなられています。

「温暖で水と食べ物が美味しく、地震や台風等の自然災害も少なく、住みやすい街」が私の中の広島。昔はこんなことはなかったのに…いつ、どこで、何が起こるかわからない時代。常に備えは必要ですね。~


7月2日、東京都西多摩郡檜原村(ひのはらむら)の登山道調査にて。


春日神社(かずがじんじゃ)の大スギ(杉)。

目通り幹周6.10m、高さ約40m。村の天然記念物。手前下の幼樹にもご注目!



馬頭観音(建立年月は不明)


国重要文化財・小林家住宅

標高約750㍍、檜原村西部の山中にあります。18世紀前半(江戸時代中期)に建てられた民家で、茅葺の入母屋造り。釘は使われておらず、貫(ぬき)などの工法で支えられているそう。土間が狭く、広間等の床上面積を広くとっていることなどに、山間部における民家の特徴をみることができます。貴重な遺例として1976年、国の重要文化財に指定。約3年の歳月をかけて建築当時の姿に再現され、2015年から一般公開されています。
(『重要文化財 小林家住宅/檜原村教育委員会』ほか参考)

上奥に見える稜線は、かつて武蔵(写真左方向)と甲斐の国(右方向)をつないだ甲州古道・浅間尾根(せんげんおね)。個人的に大好きな風景です。

こちらは…

平成の世の石碑ですが、小河内峠(おごうちとうげ)を越えてきた馬の荷を積み替えた場所なのでしょうか?

「登山安全祈願」も嬉しい。








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