多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

テーマ13/大丹波峠越え

2022-10-10 11:33:00 | 山のこと
9月11日(日)、JR奥多摩駅7:30発のバスに乗車。前回のゴール地点・山梨県小菅村「道の駅こすげ」(標高730m)に入りました。

まず…
妻特製おにぎりで朝ご飯🍙

コンビニのものと違って元気出るんです、これが^^*

9:00発。

気温23℃ですが、直射日光下のロードはさすがに暑い💦

目指す…
大丹波峠(おおたばとうげ=写真上の凹部)が遠く見えます。

舗装路歩きといえば…
マンホール蓋。

ヤマメが描かれているみたいで、後で調べたところ、日本で初めてヤマメの養殖に成功したのが同村の小菅川らしい!これまで数え切れないほど訪れていたのに…初めて知りました。m(_ _)m

県道18号丹波山・上野原線へ。

車道歩きは本意ではない。でも小菅側から峠を目指すには、この道を行かねばなりません。平日ならまだしも、今日は「攻める」オートバイや自家用車が、爆音とともに走り抜けて心落ち着かず…。

そんな中…
谷沿いの…
ツリフネソウ(吊舟草)群落や…
ヤマジノホトトギス(山路杜鵑)

…晩夏の花が癒してくれました。

これは…
ランの仲間・クモキリソウ(雲切草)ではないですか!?

花は終わってましたが、思わぬ場所での出逢いにちょっと気分回復⤴︎

出発から約1時間20分…
峠へ続く林道に入り、やっと…
双眼鏡を覗くゆとりができました。
(出発した道の駅を確認中)

11:40大丹波峠(920m)着。20℃。

静寂に包まれた峠で…
ひと息。「これがあるから山をやめられんよね〜♪」

でも…
本日の核心はこの先。

丹波山村に入るのですが、ホームページなどで「通行止め」になっていることは知っていました。

計画段階では先の車道歩きも選択肢に入れていましたが…登りで味わったオートバイや車の“脅威”を考えると、この旧道を行くことに迷いなし。

最初は快適でしたが…

沢沿いに入ると道が崩壊。土石流や倒木で埋没した谷筋を
地形図頼りに慎重に下りました。


大きく崩壊した斜面が多数。

個人的には、沢歩きみたいで久々に楽しかった!けど、入山は「事故を絶対に起こさない」覚悟で。

通行止めになって3年経つようですが、復旧させるには、道を尾根側に大きく迂回させる必要がありそう。昔のように地元の人が生活道路として利用するならともかく、多大な税金を投入してまで村が工事するかな…?


ゲンノショウコ(現の証拠)の季節。

12:10丹波山温泉のめこい湯にゴール。

妻は温泉♨️自分は…
ミニ豚丼&お蕎麦のセット(1200円)也。

楽しみにしていた鹿肉そばは「道の駅たばやま」のみでの提供になったそう。こちらも素材の風味を活かした薄味で、お蕎麦も変わらず美味しかった^^

多摩の自宅と奥秩父の稜線を一本のトレースでつなぐ山旅。奥多摩エリアは今回でひと区切り。

自宅からこの地まで計13回、2年7ヶ月かけて歩いた累計データは…
距離126.9km/最高高度1531m(三頭山)/累積高度(+)9310m/(-)9075m/行動70時間41分
…でした。

次回は…
いよいよ奥秩父の稜線(右手ストロ-の上、真ん中奥)に足を踏み入れます。

ここまではウォーミングアップ、これからが本番?^^;

ただ…
公共交通機関利用の悩ましさ。改めて作戦考えるところからのスタートになりそう。

☆本日のデータ:距離7.4㎞/最高高度920m/累計高度(+)315m(-)450m/行動3時間10分☆











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