南岸低気圧と前線の影響で南から暖かく湿った空気が流れ込んだ6日夜から7日にかけて、関東南部では、この時期としては珍しく雨が強まりました。加えて、東京では気温が15℃近くまで上がり、3月中旬並みの暖かさに。
訪れた西多摩郡檜原村の三頭山(みとうさん、1531m=中央峰)東面で見たものは…
規模こそ小さいものの、何と雪崩(なだれ)跡でした。
幅は10mほど、上部に積もった雪が地表面から一度に崩落する全層雪崩です。
「融雪水や雨水が浸透し地表面を滑りやすくするため、春先になって気温が上がると多く発生」(「決定版雪崩学~北海道雪崩事故防止研究会編~」)する種類ですが、この時期の奥多摩でお目にかかったのは、私は初めて。1/24日のまとまった積雪(標高1100mのこの付近で30~40㎝)と、思わぬ大雨がもたらした現象です。
この程度の雪でも、埋没すると自力では脱出できません。最近は積雪量が減少傾向にあるためあまり意識されませんが、太平洋側の奥多摩でも、「斜面と雪があれば雪崩は起きる」可能性はあるのです。
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