多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

多摩の山、植物の動きにわか

2012-03-27 23:09:55 | 自然のこと

本日の秋川渓谷(西多摩郡檜原村・本宿より)
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朝の日差しに、温もりを感じました。

檜原村の集落では…

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フキノトウ(蕗の薹/キク科)がやっと顔を覗かせたばかり。この場所で標高約570m。

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しかし、笹尾根・小棡峠(こゆずりとうげ)を目指し800m付近まで登ると、山はまだ冬枯れ状態です。

一方の高尾山(八王子市)周辺。

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カツラ(桂/カツラ科)の木が心なしか紅く見えます(写真奥)。いよいよ、蕾が開き始めました。

標高約250mの歩道脇では…

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アオイスミレ(葵菫/スミレ科)

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ハナネコノメ(花猫の目/ユキノシタ科)

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ヨゴレネコノメ(汚れ猫の目/同)が、競うように花を咲かせていました。

いつも思うのですが、ヨゴレ…の名は可哀そう。ハナネコノメのような華やかさこそないものの、苞
(ほう=蕾を包んでいた葉)の黄色と葯(やく=雄しべの一部で花粉を作る器官)の暗紅色のコントラストが、何とも味わい深い種類です。

こちらは…?

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繊細な作りの紅花が美しい!

何とこれ、カバノキ科の落葉低木ツノハシバミ(角榛)の雌花でした。左奥に垂れ下がるのが雄花。ツノハシバミと言えば、その名の由来となった、くちばし状に長く伸びる独特の形の総苞
(そうほう=花序全体を包む苞)と、食用になる「ヘーゼルナッツ」の仲間という印象しかなかったのですが…少し感動しました。

植物たちの動きが、にわかに慌ただしくなっています。



《今回の記事で、本ブログは通算200回を迎えることができました。

8回/月の更新を目標に掲げて2010/3/4にスタート。8回×12ヶ月×2年=192回ですから、2年と23日での200回達成はまずまず?(あくまでも自己満足ですが…苦笑)

訪れて頂いたすべての皆さまに感謝します。》





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